ボルゲーゼ美術館展_091031

 昨晩、音の2作目をupできた。
集中力をギンギンにとがらせてやる作業が続く。
集中の糸が「ぽよん」とゆるむ瞬間があって、強烈に眠気がやってくる。
そんな一週間が続いている。1日4時間半くらいは確実に睡眠時間は確保できているけれど、5時間はやっぱりないとダメな軟弱な体である。年のせいも当然ある。

 取りあえず今日は転地療法ということで、ボルゲーゼ美術館展を見に行く。
陽射しを浴びて自転車で南下。汗ばむ感じの気温。
展覧会は今日は初日だったが比較的ゆっくりと見ることができた。内容はラファエロ、ボッチチェッリ、カラヴァッジョなどだが、なにか気になる、響いてくる作品はなかった。
 くどさや説明的な表現がおおいコレクションなのかな。ゴリアテの首ばかり見た気がする。

帰り、自転車で今出川から寺町を北上していると小学生が3人ハロウィン小悪魔の仮装をして歩いていた。

冷えた美味しい白ワインが飲みたいな。オルビエート、そうそうあれ。

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翻って自分の作品を見よう_090811

本日も午前中はトレース作業が続く。
Core2Duoが一瞬の内に計算し尽くした細かな描線を何日もかけてトレースしていく作業が、ばかばかしいと言われればそれまでだけれど、芸術とはそういうことなのだろう。
practiceも必要なのである。
また、practiceばかりで退屈芸術作品も不毛なので気をつけたいし、現在の私の仕事の見栄えは紙一重であることは充分理解している。
一方、ギャラリーなど展覧会場で鑑賞者に何かを考えさせなければならないと一生懸命コンセプトをひねり出していたりするのが見ていて痛々しいこともしばしば。
自らを顧みてひやりとすることも正直ある。
 人のことなので、ご自由にやってもらって全くかまわないのだけれど、現代美術作品を見て何かを考えさせられてうーんとうなるのは私自身は好きではない。
いや、好き嫌いの問題ではない。積極的に社会にコミットする振りをしているだけで、物悲しさが漂う気がするのだ。
わざわざアートでそういうことを指し示す責務がアーティストにあるとは思わない。
 作品のすばらしさからじわりとにじみ出てくるものを分析していくことで、出現してくるメッセージと、単純な啓蒙とは似て非なるものなのだろう。

 こうやってブログを日々綴っていることで何か言った気分になるのが怪しいといえばそれまでなのだが、社会にダイヴして格闘することと、啓蒙の振りはまったく意味が違う。
現在、情報化社会のリテラシーはシンプルな啓蒙主義で事足りるほど単純ではないのだとつくづく思う。
 情報化社会のリテラシーは、多層的でありアーティストとして生きる以上多くのことを学び続けることが要求されるわけだ。

翻って自らの作品を検証すると、やはり作品画面自身の持つイリュージョンの確かさに加え、示す意味をどう転がせていくかが腕の見せ所であり、そこからの勝負だと思う今日この頃。
大好きなLos Lobos。


 
 

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キャンバス_090804

090804 F100を二枚張り上げたが、綿と麻の混合の生地なのできちんとテンションを均等に作るのが難しい。
キャンパス・プライヤーのゴムが劣化していて、新しいものと取り替えた。
木枠の裏でとめるので、通常通りのサイドで一旦固定というか仮止めしてから、裏にまわして固定。その後サイドの針を抜くという作業。
めんどうだけれど、この方法が確実である。ガンタッカーで固定するのだが、ジェッソを塗るのでほとんど針穴は見えなくなる。

 明日は三重県に出張だが、天候はいまひとつの予報。海の風景をたくさん押さえたいと考えている。

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蒸し暑いのに出かけた_090718_2

 午後から例によって大宮通を南下のあと北大路新町通りを南下。京都芸術センターへ。
北ギャラリーにてRam Katzir展 「Storm in a Teacup―抹茶ノ中ノ嵐」を見る。
時の流れと鉄道が流れていく映像、そしてお茶席。なんとなく説明的。
京都に滞在されて制作した作品...ややステレオタイプかも。
天井から吊るされたスクリーンが空調でふわりと揺れたときに変化した映像が面白かった。こんなこと言うと非常識かもしれないけれど。

 ギャラリー16で清水直子さんの木彫を見たあとMORI YU GALLERY KYOTOへ。女性スタッフの方に「SonicYouth」のTシャツを「ソニック・ユースお好きなんですか?」と指摘され恥ずかしかった。まあ、でもファンであることは間違いではないのだけれど....。
ギャラリーではモノクロームの大画面の作品がいろんな意味で興味深かった。
このテイスト(あえてテイスト)の絵画作品は2006年のEssential Painting展前後より目にする機会が多くなったと思う。
私的なイリュージョンがどれだけ説得力を持つかということは単なる一時的な共感を越えて、絵画構造の堅牢さを抜きにしてはないとも思った。
 国立国際美術館の労作、「Essential Painting展」では、Laura OwensやElizabeth Peyton等、絵画構造からも説得力のある作品も多く、国内では重要な展覧会だったと思う。あの展覧会以降、図像的にそれらのイリュージョンやテイストを横滑りさせて、作品化している日本の絵画作品も増えていると思う。なんとうかイラストレーションのレベルで。
イラストレーションとはそもそもテキストの補助もしくはそれに変わる説明的な絵画のことであるが、西欧の教会などに見られる、聖書のストーリーを絵画化した壁画は狭義のイラストレーションの域を超えて、ファインアートに昇華しているのは周知の事実である。(私も以前イタリア、ミラノ近郊の小都市アレッツォで実際に見たのピエロ・デッラ・フランチェスカの壁画は修復中だったか充分高いファインアート作品で感動した。)
ファインアートのふりをした狭義のイラストレーション=デザインが増えているこの世情は、1980年代のニューペインティングの空気に少し似ているなと思っていた。
 しかし、こういった作品も昨年秋の金融ショックで整理が進んでいるところだろう。いいものとそうでないものとの淘汰が急速に進んでいるようだ。たくさんの作家をかかえたプライマリ・ギャラリーはどうするのだろうかずっと気になっているし、低い水準で評価されてしまったアーティストのサバイバルはどうなるのだろう。
 ...とはいえ、そのまま古典的な絵画をそれこそ現代にスライドさせる低次元の懐古主義を賞賛するわけではなくて...。


 江差追分がとても気に入って朝からずっと聴いている。
ポルトガル語で「サウダージ」という言葉がある。「過ぎ去ろうとしているもの」、「失われて今ここにないもの」そういったものへの惜別や懐かしい思いが、この「サウダージ」という言葉に集約されている。こういった切なさは現代も生きているとおもう。
そこに沈殿して涙を流し続けるだけではなく、新しい創造の力になるのが「サウダージ」な気がする。
江差追分に心うたれ、これを越えていことが、ファインアートに求められているのだろうな。

 今日は江差追分ではじまり江差追分で終わった一日だった。

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マルチレイヤーのぐるぐるで...

 このBlogの左側にBlogpartsパーツとしてYouTubeの小窓を設置してみた。今(2009年3月22日現在))LinkしているのはBlogでとりあげた「Vassilis Tsabropoulos」。残念ながらAudioのみ。
 
 
 3連休最終日。雨の音で目覚めるが2度寝。次に気がつくと午前10時前にもなっていた。
まあ...たまには寝坊もいいか..。
 Illustratorで作品のエスキースを試す。もう一つしっくりこない...。
数ヶ月のブランクで、モチベーションが鈍くなってしまった。
なげいても仕方が無いので、自分の底にあるものへ潜っていくように探り出す。
くねくねとドローイングをしながらあるいは、音楽を聴いて。

 自分に取って芸術とはストレートにこれと提示できるような、いわゆるリアリティという言葉から遥か遠いところにあるのだと思う。
即物的、いや説明的に提示してしまうことほどつまらないことはないと思っている。
だからきっとわかりにくいのかもしれない。理解しずらいひねくれものの絵画が理想である。
いろんなノイズを含んで....ノイズという言葉も適当ではなく、なんというか、第一印象では意味が無くても、違う次元で意味を持ってくるようなものをたくさん含んでいるものをつくりたいと思う。多義的なものが、作品というものを中心にマルチレイヤーでぐるぐる回って消耗しようのない絵画が理想である。
 そういう思考をベースにどう表現するかである。
 
 
 

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搬入完了

 今朝は雨が上がっていたが、薄曇りの肌寒い天候。
午前中、小品の梱包等を済まし、昼食をかき込む。
1時ちょうどに作品運搬のトラックが到着。市内はこれと言って混むことなくギャラリーに2時前に到着する。
大きい作品は3階までの階段を上げることができないので、ウインチを使って上げる。
 友人が手伝いに参加してくれ、ギャラリーのスタッフの方々にも手伝ってもらい展示作業を予定通り終えることができた。

081109 今年の新兵器はBLACK&DECKERの「垂直・水平レーザー墨出し器」を使ったこと。本格的な三脚付きのものではなくリーズナブルなもの。
今回横長5m40cmの作品があり、どうしても設置に必要だったが立派に役目を果たしてくれ、作品の水平をしっかりと取ることができた。
難を言えば、壁に取り付けるピンがやや弱く、堅いコンパネ壁面には厳しいこと。改造してカメラの三脚に取り付けるという手があるが、F100号の縦のトップの水平取りは高さが足らず届かない。
...壁固定だとどこでも水平が取れるが。
けれども値段のことを考えると国内ギャラリー規模なら、充分役目を果たすものだった。

 壁面取り付け作業より、小品ばかりを長い壁面に配置する方が難しかった。
 
 
 とりあえず、皆さんのおかげで無事搬入終了であとは明後日の会期を待つのみ...。

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やっと一息

雪、曇天の週末。今年度の最大の山場のお仕事をたくさんの人の協力でなんとか一山越えることが出来た。
 幼稚園から高校までの作品の展覧会の取りまとめの仕事であったが、なにも絶対に自分がしなければいけない仕事ではなかったし、のらりくらりと逃げることはいくらでも出来たかも知れないけれど...。
この週末の二日間は嵐のような二日間でしんどさはあまり感じなかったが、ここに来るまでの各種の準備や段取り等などが大変だった。
  美術教育の一端のいろんな意味で学べたし、いろんな意味でもスキルアップになった年になったと思う。また、会期中、美術系大学生30人を前に簡単なレクチャーをする機会があり短時間のイベントだったけれどこちらの方も予想外に自分にとっては収穫でもあった。
    お昼前後、ちょっとしたバーゲン会場のようになった展覧会場では、幼稚園、小学校はもちろんのこと高校生でも家族総出で見にきてくれる姿を見ていると各学校の先生方が本当に多忙な中、隙間をぬって子供たちの作品を出品することにとても大きな意味がある展覧会だったと思った。
のべ観客動員9,500人、参加校は700校を越えた。一人ひとりの子供たちにとって、しっかり作品を展示してあげることが一つの励ましや評価になり、あまりいい話題のない美術教育の底辺の一端を支え続けるということも感じた。
もちろん、こと美術教育に関してはもっともっと必要なことがあり、作品展はごくごくそのひとかけらなのだろうけれど、こういった展覧会を続ける意味の大きさを知った二日間であった。巡回展や残務処理や各種報告書の提出、引き継ぎなどさまざまな残務が年度末にかけてある。
  全てが終わってはいないけれど、自分自身の作品制作である昨年秋の展覧会も穴を抜かず何とかやり抜けたし、新たな視点も見えてきたわけで、ここ数年で大きい意味のある一年になったと思う。

  年末絶不調のなか受診した人間ドックの結果もまあまあだったし、腰の方も復調してきた。(こっちは原因はわかっていて一生つきあっていかなければならないのだけれど...)

  とりあえずまた明日から頑張ろうと自分を励ます週明けであった。

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キャンバスと木枠

 世間ではなんともじわじわとインフルエンザや風邪などが進行している様子。今日は一日ひんやりとじとじとした雨だった。
 お仕事の方はというと、いろいろと雑多の事柄が同時進行な師走の日々なのである。
 ぴしっといい音楽にもこのところ出会えていない。

 週末に買いだめした木枠ににかわ地キャンバスを張る。
さらにPebeoの3Dという分厚めの裏止めキャンバスがあったので衝動買いをした。コットン地だけれども、わざわざ手作りするよりは手っ取り早いなと思って。いずれにしても、地塗りをさらにしないといけないのだろう。そのPebeo製にのキャンバス枠の裏側には「くさび」用の溝があった。キャンバスのテンションをくさびの打ち込み具合でコントロールするのである。
これはかつての木枠には備わっていたらしいが、現在日本の画材業界には一般的ではない。
...キャンバスの形状にひずみが出るからなのか、それとも、既製の額縁に収まらないからなのだろうか...。いずれにしても、安価な桐材木枠も最近ポピュラーになってきているし、布地もいずれは麻ではなく、コットンが主流になるらしいとの噂もあるようだ。

 
 
 
 
 

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快感の余韻

 今日も夕刻、かなり冷え込んできている様子。
マフラー、手袋は必須。

 ...やっと住所録の整理が終わる。まだまだ展覧会の残務処理に追われている感じ。
けれども会期中に落ちていた体重の方は少し戻ってきている感じ。先週運動を4日さぼったせいか。動かさないとな...。今月は人間ドックも控えていることだし。
 先月の展覧会で極小の画面に描く快感と大画面に描く快感、さらには横長画面の快感ととりあえず「おもいっきり」を経験できたわけである。
次への制作意欲があるうちに、手ごろな極小画面からスタートしようと考えている。

 
 
 
 
 
 
 
 

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サイト更新

  木、金、土と宴会続き。
木曜日は旧友と再開。とても懐かしく、やっぱりあの頃の友達でないと本当の自分が出せないな...と思った。
金曜日はスペイン料理...とはいえバル。リオハのワインやシェリーを堪能する。
土曜日は家族で近くの鉄板料理屋。焼酎の「中々」を飲む。
昨日の日曜の夜は頂き物の「シーバスリーガル15年」。ブレンデッド・ウイスキー。
...いやはや肝臓を駆使し、外食が続いた週末だった。
 昨日の午前中は「光悦寺」へ。観光客は多かったけれど、垣根の近くの紅葉は終わっていた。
帰りに観光客らしき人から光悦寺への道を2回訪ねられびっくりした。どう考えても普通の観光客が通らない徒歩でしか行けない抜け道なのだけれど...。

 今日は朝から雨。
午後遅くに上るが、その後空気が急に冷たくなった感じ。
遅れた冬が刻々と近づいてきた。

 先日の展覧会の様子をメインのサイトにアップした。ホワイトバランス以外はほぼレタッチをしなかった、自画自賛な記録写真。
ついでにTopページも今年メインの作品の横顔に。

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整理など

 展覧会を終えて、写真などデータの整理を始めた。
セルフメイドで、満足した写真データが確保できた。

 サイトの方にも画像をUpdateする準備を進めているところ。
明日、久しぶりに会う友人がN.Y.から里帰りするそうで、かつての仲間が集まるので、それに参加しようと考えている。

 
 
 
 
 
 
 
 

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展覧会終了

 とりあえず、本日搬出完了。
渋滞の京都市内南行きの列を横目に、比較的スムーズに作品とともに帰宅。
アトリエに荷物を入れた。
 いろんな意味で学ぶところがあり、なんと言っても大変貌を遂げた作品の方向性もかなりの手ごたえがあったのが最大の収穫。

 ...今夜はビールを飲んだ途端、徹底的に眠くなっている現在。

 本当に多くの皆さんに遠方より来ていただきました。また、見ていただけなくてもいろいろと心遣い頂いた方、迷惑をかけてしまった方、いろんな面で支援していただいた方々、ギャラリーのスタッフの方々、同会期の作家の皆さん、...お礼とおわびの気持ちでいっぱいです。

 「次回の作品もこの方向で行きます」と宣言しつつ、眠りにつこうと思います。

 

 

 

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寒い日々が

 日本海側では大雪の模様。
京都-大阪間を往復する日々。
わざわざやって来てくれた人に不在で会えないこともしばしば、本当に申し訳ない気持ちになる。当然知り合い以外のたくさんの方々とも作品についての質問や感想などを聞くことができる、貴重な時間が続いている。
 横長作品と縦長作品は好評でほっとしている。大きく作品が様変わりしたけれど、過去の作品と比較して「...実際に生で見ると共通する部分もある」というような感想もお聞きし、うれしく思う。表現方法が大きく変わっても、自分の表現したい核のような物は変わっていないと思う。

 明日から三連休。たくさんの人に見てもらい感想が聞ければと期待している。

 
 
 
 
 

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前半終了

 展覧会も前半終了。同じギャラリーの別会場で展覧会をされていた 柴垣美恵さんと少し話が出来た。柴垣さんの作品は人柄がにじみ出ているというか、胸の底にある人のぬくもりのようなものをしっかりと読み取れる作品を展示されていた。淡いが決して弱々しくない強さを持った色調や、画面全体にぬけて響いていくような線に共感した。
 柴垣さんが私の作品について質問され、それについて答えている時、自分の中で見えなかった部分が少し開けていく気がした。作品について人と、生きた言葉でコミュニケーションを交わすというのは本当に貴重な時間だということをつくづく感じた一日だった。残念ながら、柴垣さんの会期は今日が最終日。...お疲れさまでした。

 わが展覧会も明日から後半突入。(月曜日もギャラリーは休みではないのです。)
...この一週間、わざわざ遠いところ、みにきてくださった皆さん本当にありがとうございます。
作品は昨年と大きく変わったけれども、展示空間の広さもあり概ね好評でほっとしているところ。

 それにしても、今日からもう初冬の感じ。
画像はびゅーびゅー風が吹いていた大阪港です。ギャラリーにいても、船の汽笛がきこえたりなかなか情緒のあるロケーション。
 夕刻、冷たい風の中、沈み行く切ない夕空を撮影してみた。
すこしづづ確実に時間は刻みつづけているのだなと漠然と思った寒い日曜だった。

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撮影

 会期3日を終える。
今日は会場へは行けなかった。これも予定のうちだけれど...。

 ニコンD70sで苦労して、何とか作品の画像は押さえられた。
照明は会場のままの状態なので、ホワイトバランスと露出に苦労するが一定のクオリティはクリアしたかな。
アマチュアなのだから仕方がない。けれどちょっとスキルアップしたかな。
Photoshopで色かぶりは簡単補正できるけれど、できるだけ画像を開いた状態でそのまま使えるクオリティが望ましいのだが、なかなかそうはいかないのが現実。
ISO400基本で撮ったが、粒子の荒さが不安なので、会期中に感度の低い設定でさらに撮ってみようとおもっている。
画像は会場全体。こういう会場風景を押さえるのが難しい。右の作品が7mの横長「Running Landscape」、正面壁面一面に鎮座(?)した。

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搬入日

 ようやくここまできた。
本日搬入完了。大きい作品は助っ人の若者1名に手伝ってもらい壁面に展示できた。
...それにしても、電動油圧式リフター上での作業は、高いところが苦手な私にとって脂汗ものだった。

 点数を絞りきるのは、とても勇気がいるけれどなんとかねらい通りになったかなと思う。
 あとは明日のオープンを待つのみ。

 

画像は帰りの暮れ行く築港のCASO。2枚目は赤レンガ倉庫群。

 このあと、私が大阪港駅につく頃に、雨が降り始めた。

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募集中です。

 朝晩は寒いほどのここ数日。明日は旭川では氷点下になると昨日天気予報で言っていた。
世話話を始める開口一番は、「ほんとに暑いですね。」「今年の夏は暑かったですねぇ。」が今年の定番になってしまった。
ようやく、「やぁっと、涼しくなってきましたねぇ。」というのが現状か。

 本日は会議のため出張。「どばん」と疲れた内容の濃い一日だった。周りのみなさんの協力で本当に助けられているのを実感する。
...これでまた一山越えることができた。

 作品の方は高さ45cm、長さ7m超の超横長大作にかかっている。四連結で2枚ずつのペアで作業を進める。超変形キャンバスなので当然すべて自作。
シナのコンパネを使って、膠張り、地塗りとすすめてきた物。画面のコンディションは抜群。時速100km/hである。まさに自画自賛。
「さあこい」という感じで気力がみなぎってくるのだった。

 ...それにしても、作品の搬入・展示作業が目下の悩みの種。大阪ということ、平日11月12日月曜の午後ということもあって、人手不足。
誰か手伝ってあげようという、心優しい方募集中です。

071014 <今日聴いたCD>
「The River / Ketil Bjørnstad / David Darling」

David DarlingはDarkWoodという作品で知ったチェロリスト。静かで深い音はこの作品でも同じ。ピアニストのKetil Bjørnstadは初めて聴く人だけれどとてもいい。
このCDを小さく流しっぱなしで仕事をしている。
 

 
 
 
 
 
 
 
 

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古い筆

 いい感じの乾いた秋空のあとの低気圧な連休最終日。
なんとか体調もほぼ復調した。気力もかなり戻ってきた気がする。
人間やはり休まないとな...。
印刷会社からDMを発送したとのメールあり。
どんな感じで上ってくるか少しどきどきする。

 今日は朝から描くが、湿度のせいか...。
酸化重合で乾燥する油絵の具だが何年経っても日本の気候下では、コントロールが難しい。
思えば高校入学と同時に始めた油絵も長い道のりである。
そのころ初めて自分で店頭で選んで買った、神戸の静風堂オリジナルの筆がまだあったりする。摩耗してしまって使い物にはならないが、なんとなく、捨てられない。

 それにしても、アクリル絵具に比べてやはり物質感が強いなと最近特に強く感じる油絵の具である。

 本日でF100の連結作品はほぼ完成。
今週中には下書き進行中の、作品にかかる。時間と根気と視力と闘う予定。
いよいよ、今年のメインイベント開始である。

071007 <今日聴いたCD>
「Radiance / Keith Jarrett」

大阪と東京でのソロライブ録音。
ジャケットの「光の帯」(?)が美しい。
フリーな曲想も多いがPartVIIIなどなきたくなるほどの曲もあり...。
即興でこの感じはやっぱり神業なのでしょうね。
トリオの方もLive新譜が出ているのを知り、昨夜Amazonでポチッと注文してしまった。

 

 

 

 

 

 

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Out of ...

 昨日今日と不安定な天候。
 昨日2枚の小さめのパネルに膠張りしたものに地塗りを仕上げた。シナベニヤのパネルの背面に反り防止の添え木をつけるのだがどうしようか迷っている。
 職場ではいろんなレベル、ジャンルの仕事を分刻みでこなす日々で体脂肪が18%台になった。ちょっとうれしいが、忙しいのは嫌だな。逃げ回ってばかりではいけないので少し前向きにやろうと決意したのが2年前。なんとか今年一年大きな山場、頑張ろうと思う。当初予想ではこの状況では、2年は作品づくりのキャリアは放棄かと危惧していたけれど、こうやってキリキリと仕事をしながら作品への欲が高まってくるのが不思議な今日この頃なのである。(けれども先週からの腰痛はストレスからかも知れない。)

 昨夜はバラバラと音がしたのでキッチンの小窓を開けると霰(あられ)が降り込んできてびっくりした。手のひらに載せてもなかなか溶けないしっかりとした氷だった。写真を撮っとけばよかった。

 今日の午後は珍しく人物のクロッキーなどの手のストレッチを小一時間ほど。レイドペーパーが気持ちいい。

<気になった一節...ここだけ切り抜いてもわけわからないけれどメモのために>

「市場価値と美的価値がしばしば一致するということに、アーチストたちは明らかに気づいている。それにもかかわらず、美的価値の自律性や、質と価格とのあいだの否定的関係を信じがたいがために、アーチストは人前では市場価値を拒絶する。しかし、美的価値は自律的なものではあり得ない。すなわち、美的価値は芸術固有の質に基づいているのではない。美的価値は市場価値を含む社会環境に影響される社会的価値なのである。そのため、芸術作品は役に立たなくなるにしたがって、その美的価値も減少し得る。
(「金と芸術/ハンス・アビング著 山本和弘訳」)」

070609 <今日聴いたLP>
「Out of Our Heads / The Rolling Stones」(1965年)

故ブライアン・ジョーンズが主人公の映画「Stoned」をかりてきてみたので...。私が持っているLPは1982年プレスのオレンジ色のレコード。黒っぽい音。右下が本物のブライアン・ジョーンズです。中央のキース・リチャードのなんとかわいい顔。「I Can't Get No Satisfaction--------」


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若冲あるいは五体倒地

070529  昨日、相国寺の若冲展を見に行ってきた。
取りあえずチケットを買って、承天閣美術館の入り口に立つまで1時間。ものすごい人であった。
平日の午後3時なのであるが...。(写真は店じまいしている特設スーベニアショップ)
三十幅の動植綵絵であるが、彼の描く画面は本当に息が詰まる感じである。
 画面全体の空間構成(余白やモチーフの配置)は日本絵画に見られる代表的な構成なのだが、描き込み方が尋常ではない。取りあえず画面の隅から隅まで100%入魂なのである。また色彩の発色が抜群によく、(解説によると裏からも彩色してる部分があるらしいが、私は確認できなかった。)やや誇張された鶏などもポーズはバロックなのである。絵画として見るとやはりその「描き込み過剰」がとても気になるのであるが、彼自身が仏教に深く帰依し、禅の道を究めようとしていることからすると、「隅から隅まで頑張ります!」と描画姿勢も理解できる気がするのだ。たとえば、チベット仏教の巡礼に「五体倒地」という方法がある。数歩歩いて地面に触れ伏すことを繰り返しながらじわじわ進んでいくあれである。若冲にとって色彩を少しずつ施していくことが一つの道だったのかもしれない。
 けれどもいずれにしても、絵師の王道から少し外れたアウトサイダーとしての江戸絵画の輝きが厳然としてある。その姿、強さは胸に突き刺さってくるのだった。
鹿苑寺(金閣寺)の障壁画(水墨)も同時に展示されていたが、葡萄を描いた作品の空間構成は張りつめた緊張感と、えもいえない優しさが同居していた。昨今の作家が障壁画を手がけるとどうしても、説明的な風景の切り取り窓になってしまうのが気になっていたのだけれど、若冲の作品をみるにつけ写実がハイレベルな抽象絵画のように空間を生んでいくすごさをも感じた。
 帰りに図録を求めたが、予想通り売り切れで、お金を払って宅急便の荷札に住所を書いて届けてもらうことにするしかなかった。やっぱりよさそうな展覧会はもっと早い会期に行くべきなんだなと反省。

070529_2 <今日聴いたCD>
「Waltz For Debbie / Monica Zetterlund/Bill Evans」

ビル・エバンス・トリオバックに北欧の美女が唄います。
しっとりとしてスモーキーなボーカルがいいです。












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レイドペーパーとキクイムシ

 昨日は午後から用事を済ませ、クロッキー・ブックとホルベインの膠130gビン入りを買う。膠はいつもは1kg買うのだが、ちいさいのを買ったのはビンが欲しかったため。この膠、買うたびに大きくコンディションが違うのはなぜだろうな。前回のは透明度が高く、膨潤がスムーズだったが、今回のはなんだか濃くやにっこい感じ。ウサギのトタン膠の粉砕らしいけど...。
クロッキー・ブックは贅沢だがレイドペーパーのを買った。描き心地の欲望のみを追及するため。ドローイング以前の問題が問題なのである。
描くためのストレッチかな...。

 昨夜はつかれて10時には沈没。自動的にドライデーとなり肝臓の休日。
明けて今日は名実ともに休日だが、早起きをして朝から子供たちの日曜参観だった。小学校事情も私達の頃と比べていろいろ難しい問題があるような気がした。小学校の先生も大変だ...。
 午後からも容赦なく、ぐんぐん気温が上がっているようで、午後チビとキャッチボールをしていたら頭が痛くなってくるぐらいの日差し。空気もピシピシ乾燥してきている。すかっとジンが飲みたい気分。
 そういえば昨日(時間があちこち飛ぶ)、2階の子供部屋の扉の枠の下に、細かな木の粉が落ちていた。目の細かいサンドペーパーで削ったようなパウダー状の木の粉。
よく見ると木にも直径1mmほどの穴が開いている。生の木材ではなく、しっかりダークブラウンに塗装されたユニットの扉枠であるが、白蟻かも...とすぐにハウスメーカーに連絡する。
白蟻だったら、床下からだろうけど、二階なのでびっくり。ハウスメーカーの担当者によると、ラワン材についてくる乾燥した木材を食べる虫らしい。梅雨の頃に孵化して登場するらしい。今のところ2個所の小さな穴だが、扉の木枠ごと無償で交換してもらうことに。そういえば、市販のラワン材にもこれと同じ小さな穴がよく開いているのを見る。建ててから一年を過ぎていないのでびっくり。メーカーの製材、原木の段階で潜んでいたものらしい。(メジャーメーカーN社製)
 ネットで調べると、「キクイムシ」という害虫らしい。

070527 <今日聴いたCD>
「My Favorite Instrument / Oscar Peterson」

名手、オスカー・ピーターソンのソロピアノ集。おそらく「Jazzを聴いてみたいなー。選曲、音質ともピアノがいいなー」という人にお薦めできる一枚であります。
1曲目「Someone To Watch Over Me」は今日の空のように晴れ渡っているのです。
3曲目「Body And Soul」、4曲目「Who Can I Turn To」、5曲目「Bye, Bye Blackbird」は優しく癒してくれます。
ラスト「Take The A-Train」でしっかりハッピーな気分で元気が回復するのです。



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雨だけれども

 今日は久しぶりにまとまった雨だった。 昨日は早朝4時に目覚めてしまったので、夜は早々に沈没。おかげで本日は雨にもかかわらず気分がすっきりしている週末である。まだ少し梅雨には遠いので少しぐらい濡れてもいいのである。
 じたばたしているうちにもうすぐ6月。昨日一昨日と気温が高かったが、4枚ほどの膠張りを完了。前膠に突入。そして地塗りというキャンバス職人の日々。久しぶりの作業とはいえ、からだが覚えているので淡々と作業をこなすことが出来た。
...と調子に乗っていたら、気温が高い日に作業した一枚に、数ヶ所生地に「浮き」を発見。(気温が高すぎると膠がゲル化しないうちに乾燥してしまうので、木材と麻布とのあいだに空気がはいってしまうのだった。)未熟さを反省し「浮き」を補修する。

 相国寺の若冲展にも出かけたいが来週なんとかなるかどうか。友人からの情報によると平日でも入場15分待ちだったらしい。

070525_1 <昨日聴いたLP>
「Highway 61 Revisited / Bob Dylan」

LPとはいえ、MP3に以前落としたものをiPodで聴いた。やっぱりこのころのディランはかっこいいのだなあ。













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カイロ

 今朝は10時にカイロプラティックの予約をしていたので行き、腰、腕ともにかなり楽になる。今日で受診は2回目であるが的確な処置ですごい先生なのである。
灯台下暗し、自宅から自転車で5分というありがたい距離でもある。

070512  連休前に手に入れて、読んでいなかった本「金と芸術 なぜアーティストは貧乏なのか  / ハンス アビング (著), 山本和弘 (翻訳) 」を読み始める。
訳文体の日本語で少々読みづらいが、経済と芸術の関係をここまで整理しつっこんだ本は無かった気がする。
自分の作品で、ベンチャー企業起業のようにとてつもない大金を手に入れることは狙っていないけれど、それにしても日本は芸術だけではまったく生活できないが、欧米はうらやましい。

けれども「ここではない何処か」をもとめても、「ここでできないことはどこでも出来ない」のは事実。

現在の状況に悲観的になってばかりではいけないのだな。まだ読み始めたばかりなのだが、示唆に富む一冊である。熟読しようと思う。

それにしても、カイロ後ものすごく眠い.....。



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連休突入

070428_1  5月の連休に突入である。先週末ぐらいから自宅の「ハナミズキ」が咲きはじめた。わが家で初の開花である。PowerShotA710で撮ってみました。
 昨夜は職場の宴会で2次会と近所のいつものBarで個人的3次回で痛飲してしまった。先日そのマスターのPCのメンテのお手伝いを少しだけして、すごく調子が良くなったとのことでよかったよかった。スキルの無い私でもこうやって少しだけ人のお手伝いをすることでいろいろと学ぶことが大きい。やはり「使うより慣れろ」ということかな...。それにしてもようやくお仕事の方はWeb絡みの年度始め工事が終結に向かい、CSSとXTHMLもすこーしだけスキルアップした。けれども間抜けなタグばかりまだまだ書いたりしているのでまだまだ修業の道は長いのである。
 一方仕事の忙しさにかまけて作品の方の進み具合が今一つという情けない状況なので、全て自分の責任と義務なので仕方がない日々である。今年の展覧会は会場が広くなるのと環境も変わるのでいつも以上に緊張をしている。そんなはずなのに一週間何の仕事もできない自分がもどかしく情けない自虐的な連休突入だった。

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交換不可能な技ラリアート

 昨日は大阪市立美術館で開催されているギメ美術館の浮世絵コレクション展を見に出かけた。
 日曜日だったので混雑を覚悟の上だったが、雨模様のせいか入場制限は行われていなかった。ポイントポイントで速足で見て回る。写楽にしても歌麿にしても原画のオリジナリティが際立つとともに、彫師・摺師の卓越した技巧の冴えには鳥肌が立った。また、縦長や極端なデフォルメなど江戸時代の庶民に支持された平面芸術の粋の奥深さを感じた展覧会であった。
 それにしても、版画であっても本物はすごい力である。例えば、「極端な縦長画面に収められてはみ出して構成されている複数の人物」、「何気ない風景の背景のブルーのグラデーション」、「篠つく雨の胡粉の白」そんな技たちがしっかりとこっちに向かってくるのだからすごい。
 複製芸術で多数の人間が関わっているはずの版画に、交換不可能な一回性がピシピシと響いていた。展示空間は最近よくでてくる私の嫌いな単語『モジュール』などという、パーツ・合理経営・工業製品といった言葉などふっとんでしまう、交換不可の究極の技のラリーであった。(そういえば「オブジェクト」なんてプログラムに出てくる単語もある。いずれにしてもこれらの単語が、プログラム言語の文脈以外で使用されたとき、それら文脈で何かが構築されることによって、さも血肉化し、個々のパーツを越えたオリジナリティを有しているかのようであるが、所詮「zero or one」の仮想言語の文脈を越えないのだろう。)
 「日本独自の」・「浮世絵」は、「美しい日本」などというグロスでとらえた幻想集団の幻想パワーではなく、その時代に生きていたアーティスト達の個々の「人となり」が、たちあがってくる思いを感じたのだった。だから、浮世絵はそれに関わった人たちの下からの力の積み重ねと見るか、単に無神経に日本チャチャチャと上から単純にくくってしまうかには、大きな隔たりがある。
 ...だから彼らの仕事一つ一つは交換不可で、一枚の版画がこれだけ力を持っているのだろう。







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コピーとバックアップ

 午前中少し小品に仕事をする。自己模倣に陥らないことを考えつづけている。

システムとしての絵画と、システムと称してイメージを複製し続ける愚はきっと違うものだろう。
「コンテンポラリーな芸術の有り様」を便利なツールとして曲解し、考え無しの自己模倣をシステムあるいはイメージの再構築などとうそぶくことほど貧困なことは無い。
そういう意味で自分で創出したイメージの複製量産は他人のものの複製よりもたちが悪いのかも知れない。

 ではここでいうイメージとは...。オリジナリティというのは...。
自身のスタイルと、自身のイメージのコピーの違いは...。
 自分にとって退屈な絵画をどう駆逐し、一瞬一瞬絵画制作に没入し続けられるかが答えなのはわかっている。

 自分の作品をそんな客観的な視点で見ることは、本当に難しい春の日々なのである。

 先日来、悩んでいたMacのBackUpはWebで見つけた「Sync!3LE」で無事BackUp完了。Lite版はFreeだった。 シェアウェアならもっと立派なものがあるのだろうが、パーソナルフォルダ、iTunesの音源は完ぺきにバックアップできることになった。日常使いなので短時間で同期出来るところが気に入っている。

いずれにしてもコピーというのはとてもたやすいことなのかもしれない。

 雨が上がったのでこれから久しぶりに自転車で散歩に出ようと思う。

070325 <今日聴いたLP>
「Mar West / The Tony Rice Unit」

ブルーグラスというジャンルはほとんど無知なのだが、この作品は友人のガラス作家の大河内氏から教えてもらった。もう20年以上前。
このLPも購入20年以上も経ってしまっている。発表されたのは1980年。トニー・ライスはギタリストだけれど、このユニットのバイオリン、マンドリンは本当によくスイングしている。ジャケットも美しいし、二曲目にはマイルス作の「Nardis」が入っています。

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展覧会予定

 今年11月13日〜25日、海岸通りギャラリーCASO(大阪)にて展覧会が決まりました。
例年より広くなるのでどうなるかな...昨年発表した横長作品なども含めて、新作を展示する予定です。

 それにしても、気温は冬の今日この頃。
春のこの早い時期毎年憂うつな日々ですが、なんともふんぎりのつかない今年の冬もこまったものです。
昨年秋の展覧会でいただいた「シクラメン」がまだ咲き続けているのがうれしい今日この頃です。来年の冬もしっかり咲かせたいなぁ...。

070315 <今日聴いたCD>
「Easy Living/Enrico Rava」(ECM)

トランペットです。
静かに目を閉じて聴いていると不覚にもウトウト...。
体の芯の部分がどうも深く疲れてしまっている感じで、音楽もすこしだめな感じ...。
何とか早くこの状況から脱したいと思うのだけれど。











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Would you lie with me

 小さいサイズのキャンバスに地塗りをしていたが、それが少し枯れてきた感じなので、テンペラでウルトラマリンの下色を塗る。

相変わらず寒い日が続いているが、タンポポが咲くなど年々冬の気温が上がっているらしい。
小学生のころ、登校時に水たまりが凍った所をバリバリ踏んで歩いていた頃が懐かしい。
最近はほとんどアスファルト舗装されているので水たまりはないけれど...。

070113 <今日聴いたCD>「OpenEyes/SnowPatrol」
 グラスゴーのバンド。出身は北アイルランドのベルファストらしい。
「ChasingCar」が聴きたかったので。
 果てしない現実逃避か深いLoveSongか...。
最近の情勢を思い巡らせるにつけ共感出来る部分も。
けれども、その先にあるわずかなぬくもりに期待したい。
 


 We'll do it all
 Everything
 On our own

 We don't need
 Anything
 Or anyone

 If I lay here
 If I just lay here
 Would you lie with me and just forget the world?

 ...Let's waste time
 Chasing cars
 Around our heads

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2007年

 2007年 よろしくお願いします。
 年々周りの社会状況などに不満を蓄積する日々だけれども、
気分を一新、リスタートましてやリセットできるものではない。
けれども、なにがしか自分自身でもけじめをつけつつ、生き方としてより前へ、より高いところへ、よりひろい場所へと向かうのが私の理想の生き方なのだろう。
 理屈ぽいが、そう思い続けるなかで今年も作品を作り続けたいと思う年頭の所感。
短期目標としては、昨年以上にもっと時間を大切にしなければと思う。
たとえ一分でも作品に時間を割けるよう努力したい。
...というのは厳しすぎる非現実的な思いなのかも知れないが、生来のぐうたらな私には、これぐらいの気の持ちようがちょうどなのである。



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Escondido

 小さな作品の木製額縁の塗装などをする。
来年の展覧会に向けて、漠然とアイディアをメモ&ラフスケッチなど。


061220 <今日聞いたCD>「The Road to Escondido/J.J.Cale&EricClapton」
昨日HMVに注文していた、J.J.Cale&EricClaptonのCDが届く。
一曲はジョン・メイヤーとクラプトンの共作が曲、クラプトンが一曲、あと一曲を除いてそれ以外は全てJ.J.Caleの作品。
ハモンド・オルガンには今年6月に亡くなった、ビリー・プレストンが参加している。ノリとしては全くJ.J.Caleの世界。
クラプトンの歴史で言えば、レイドバックしていた頃の素敵なクラプトン時代に戻った感じで、歌声もとても気に入っている。ただ、彼のギターはきつくオーバードライブのかかった音色でディレイがかかっているが前にゴーンと出てくる。近年のクラプトンのギターサウンドといえばそうかなぁ。これがどうも...気になる。ちょっとうるさい...。J.J.の乾いてポロリンとしたギターの音色と好対照かも。逆にレイドバックしていたころのクラプトンのギターの音色はJ.Jのそれで、J.J.自身はそのころと全く変わっていないのだろうな。
「コカイン」、「アフター・ミッドナイト」などJ.J.オリジナル曲を二人の演奏で生で聴いてみたい。

 ...おもしろい曲が4曲目にあった。「WhenThisWarIsOver」という曲。

...
Ain't no sense in no action

Killing people all the time
When it happens on the street
We call That crime...

アップテンポの明るいブルースに唄われる内容は結構重い。
J.J.Caleもなかなかやる68歳のオヤジなのだ。

EricClaptonのサイト
J.J.Caleのサイト
Escondidoの所在地







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Nikon

ひとつお仕事のイベント終了。
練習のためNikonD70sで撮ってみた花。
Photoshopで少し加工してみた少女趣味的作品。
061204














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エスプレッソ

 先週、今週と土曜日は終日休日出勤であった。
多忙ながら、体調は復活のきざしが見え始めた。

 先週はすき間をぬって、中の島の国立国際美術館へ行った。『エッセンシャル・ペインティング展』を見に行くのが目的。欧米ではすでにビッグネームになり始めている人たちが選ばれていたが、私は不勉強ながらアレックス・カッツ、ジョン・カリンしか知らなかった。
 全ての作家に共通して言えることは、絵画というメディアをしっかりと熟知した上でイメージを展開しているということか。単にイメージの発露の手段が手軽な絵具だったと言うのではないようだ。メディウムや基底材などしっかりと研究しているところが見え隠れする。その点はなかなかやるな...と言う感じ。
 彼らは具象的な表現を手段として、それを越えて言語化できない主題を探っている気がする。それは個人趣味的なものではなく、社会的な通底音だったり普遍的な作家自身の生きる姿だったりする。
 けれども絵画の先にあるものに近づくためには、(漠然とだが)西欧的絵画表現の方法論より水墨や日本の絵画表現の空間概念から出発するほうがより効率的で近道であると感じた。
がんばらなければな...と思った。
 その日は大阪港の海岸通りのギャラリーCASOまで足を伸ばした。村岡さんの企画展が開かれていた。CASOはやはり天井が高く魅力的な空間である。

 小品用の木枠を購入、あとF100の木枠、顔料など消耗品を補充しなければならない。

 通勤途中やふとした瞬時に作品についてのアイディアやイメージが浮かぶ。取り逃がさないようにその場でノートにメモをとる。

061126  引っ越しを機にコーヒーメーカーを買い替えたのだが、一度目はノーブランドの安物を購入したが、まずすぎて大失敗。
反省してきちんとしたものを買うことにした。
汎用性を考えて普通のペーパー・ドリップ式のMelita製のものを購入した(画像右)。朝など時間のないときでも結構美味しいコーヒーがはいるので満足していた。ステンレス二重ポットなのでさめにくく暖めすぎて苦くなることが無いところが大変気に入っている。
 けれども普通のコーヒーとエスプレッソはやはり飲み物の種類自体がちがうんですね...。
スペインのバルなどでっかいエスプレッソ・マシーンが必ずあり、コーヒー豆をぎゅっとプレッサーでつめる姿が目に焼き付いているし、濃く苦味のあるギリシャのコーヒーもエスプレッソ。...だから、ドリップ式のコーヒーメーカーがあっても「エスプレッソ・マシーン」はずうっと私の欲しいものリストのトップスリーの中に輝いていた。
 それが、先日知人から突然「いらないか」のお誘いがあった。
しかもDelonghi製のB14Nである。気圧もしっかりしていて、スチームでミルクも泡立てることが出来る。(画像左)
 抽出時間や豆のプレスの具合など微妙なコントロールで味が変わるらしいので極めるとたのしいはずである。
これで我が人生のコーヒー関係はコンプリートしてしまったのだった。

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さてさて

 パネルに水張りし、ドローイングの準備などを少しする。
本当に寒くなってきた。
「展覧会に行けなくてすみません」といった連絡が知人から来る。
こちらこそ申し訳ないという気分でいっぱいである。
またせっかく来てもらったのに私が不在でゆっくりしてもらえなかったり、本当に申し訳ないと思う。
作品は社会的に発表するのであるが、こういった身の回りの人たちによって支えられているということをつくづく感じる今日この頃である。
何よりも表現している私は生身の人間だからと思う。
そういった身の回りを見渡しながら、形を持った作品が立ち上がるのだろう。
宗教的な話のようだが、ベルクソンのいう「契機」や「爆発」、「直感」といったややオカルト的な生成、動きは最近よくわかる気がする。

061116  折よく新書で出た篠原資明さんの『ベルクソン—“あいだ”の哲学の視点から』(岩波新書)を読んだが、私はベルクソン自身の『時間と自由』の方が私にはすっとくる感じ。篠原さん独特の「横断」的視点はわかりやすいようで...。まだまだ私の読みが足らないのだろう。
篠原さんといえばバブルの頃よく関西のギャラリーを熱心に回っておられた。
関西ニューペインティングの理論的コアな部分におられたお一人だったなぁ。

 体調の方はしばらく病院通いが続きそうだが、精神的にはなにか澄んでくる感じがしているのは大好きな季節だからだろうか。玄関の小さな庭の部分に「ハナミズキ」をいただいた。来年の秋はさらに楽しみが一つ増える。

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ありがとうございました

061112

 無事展覧会が終了しました。
 足を運んでいただいたたくさんの方々に感謝します。
いろいろと細かなこころづかいありがとうございます。
なかなかゆっくりとくつろいでもらうことがかなわず、失礼をお許しください。
 またギャラリーのスタッフの皆さんや、職場の皆さんにもいろいろと迷惑をおかけしました。わがままを聞いていただき感謝しています。
 また遠くから応援していただいている皆さんにも、近日中に写真も上ってくると思うので、WebSiteの方でまとめたいと思います。また見かけたら感想など聞かせてもらえればうれしいです。
 体調にはいろいろと問題が発覚しましたが、また新しく制作の意欲がわいてきました。イメージが逃げないうちに少しでも早くそれを形にしたいなと思っています。


 

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明日搬入

061104  いよいよ明日が搬入。

思えば、今年は短期決戦でいろいろとストレスがたまった。反省するところ多々有りだが、引っ越しや圧倒的に時間が少ない中とりあえずここまでこれた。
少し気になるところがあり、午前中少々描く。
午後は少々仕事があり出かける。
夜、展示用のステイを取り付けてみる。

明日、午前中梱包、工具の整理。
夕刻6時に積み込み、7時頃から搬入展示作業の予定。

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追い込み

 搬入日を目前にして「追い込み」である。
とはいえ、私の場合搬入前日まで描いているということはほとんどない。
先週辺りが一番の山場だったかな。体調もだだ崩れだったし...。
明日から3連休なので、あとは展示の壁面へのステイの固定や、工具の整理。
資料ファイルの準備。とはいえ、全く描かないというのではない。完成に近づくにつれ、眺めている時間が膨大になるということかな。
最後に梱包。
 なんとか日曜日は天気の方は大丈夫そうなので今のところ安心している。

 さきほど、運送屋のAさんからわざわざ確認の電話があった。引っ越して新住所を連絡しようとして忘れてしまっていた。ゴメンナサイ。

 今年で22回目になる展覧会。
毎年毎年飽きずによくもここまで続けられたものだと思う。
これも周りの人たちやギャラリーなど多くの人たちに支えられて作品が発表できるのだと思い返す秋の夜更けであった。
 搬入・展示作業が終わるまで、「できた」と絶対に言えない。

だから搬入の日曜の夜に向けてこれからまた緊張が増していく。

<昨日見た夢>「月の輪熊」
 新興住宅街の湖に浮かぶ遊覧船を取材にいくスタッフ(カメラは私)。
途中車を降りてなぜが徒歩。
山の中に突然ひらかれた真新しい舗装道路を歩く。
ガイドの人にアドバイスされ、「熊よけ棒」を打ち鳴らしながら歩く。
「熊よけ棒」は金属製の2本の棒が鎖でつながれたもの。
そう、カンフーの「ぬんちゃく」と全く同じ形で、棒の部分が鉄で出来ている。
その鉄が、エッチングプレス機のハンドルとそっくりであるのです。(わかるひとにはわかる)
その「熊よけ棒」をアスファルトの地面に「かきーーーん」と時折ぶつけながら歩いていく怪しい夢である。
熊は出てこなかった。

 空はどんより曇り空だったけど、道端にピンク色のコスモスがたくさん咲いていたな.....。
到着した湖はなんだか汚らしいいやーな感じのところだった。
けれども「熊よけ棒」の
地面に「かきーーーん」作業がとても楽しかったという感覚が頭に残っている。

 (この「熊よけ棒」はフィクションで実在はしないとおもいます。)


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HDDクラッシュや新携帯など

 なんとかメインの作品の90%はめどが立った。
今年は時間が迫っているわりに、あせらず納得のいかないところはとことん追及していく方向でがんばっている。
なにか体育会系のようだが、意識するしないに関わらず、抜いてふにゃりとする部分とガチーーンと限定的に突っ込んでいくところとのバランスが必要なのが表現というものなのである。
とりあえず今の気分は「どうだまいったか。」と言う感じ。
けれどもここにきて小品の突っ込みがまだなのと、休日出勤などが控えていて前途はまだまだ多難なのである。

 

体調の方は咳が例によってひつこくつらい。

 とうとうふるーーい6年前のPHSを解約し、auの携帯に変えた。
なんとも二つ折り携帯初体験&携帯メール初体験な日々である。
「宇宙大作戦」(あえてStarTrekとは言わない)のカーク船長の気分である。
高校の時、深夜の再放送のTVで完全にはまった日々だったが、この二つ折り無線機は携帯電話にデザインが引き継がれていたのである。科学の進歩はすごい。
できれば我がau携帯で「転送!!」といって一気に空間移動したい気分である。
残念ながらそこまでは科学は進歩していないのだった...。
...いまさら何を...という話題。

 一昨日突然外付けHDD250G君が壊れた。
カツンカツンという甲高い例の「物理的にHDD壊れました音」がしているではないか。
内容物は涙の45G超のiTunesの音源。
一瞬頭が白くなりました。
幸い昨年冬までの分はDVD数枚にバックアップがあった...30Gくらい。あとはまたまた地道に手持ちCDから落としていかなければならない...。

 

まったくさえない日々である。

061023 <今日聴いたCD>
Goodbye / Bobo Stenson Trio
(UCCE-1056 2005年発表)
繊細で美しいピアノBoboStensonのトリオ作品。DrumsはBillEvansのトリオで有名なPaulMotian。
ただ単にメランコリックな演奏ではなく、Anders JorminのBassと絡みながらも崩れる直前ギリギリの崖っぷちでとっても美しい旋律を奏でてくれる。
ブラッド・メルドーとは決定的に立つべき場所が違う気がする人です。
JazzPianoは本当におもしろいと思った。それにしても、テンションが張りつめたピアノの繊細な音をとってもうまくBackUpする
PaulMotianというドラマーはすごい人だなぁとあらためて思った。
表題曲「Goodbye」はやはり心に残る演奏。決して甘さ一辺倒ではない旋律で深いところにある美しさを探っていくようである。そしてピアノソロからあと絡んでくるBass&Drumsのバックは聞き応えがある。
PaulMotianのブラシとシンバルは主張していないけれど、聞き込んでみるととてもおもしろく、変幻自在という言葉がぴったりだし、Anders JorminのBassの意表をついて上り下りする音もおもしろい。


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まだまだ不調

というのは体調が不調ということです。
...歳....というつぶやきが聞こえてきますが。生は不可逆なものなのです。
と開き直っても咳は出るし、頭は重い、肩が痛い、けど熱はない。
というような週末皆さんいかがでしょうか...と「きっこの日記」風に...。

 なんとなくボヤンとした頭で、チタニウム白(油彩)で白パートの足場をつくっていたけれど、ぼんやりとコバルト系の乾燥促進剤で勝負してしまっていたことに気づき、これでは明日までには乾かないとあせってふき取って、新たにアルキド樹脂系の乾燥促進剤で塗り直しとおもったら、こないだ使い切っていたのに気がつく始末。あわてて北大路の画材屋までサイクリング。
大汗をかいて帰って、ふと気づくとやりなおすどころか、午後から入っていた仕事に間に合わなくなりあわてて昼飯。
休みとはいえしっかり早起きしないとダメだけれども、体がそれを拒む。
...病み上がりに焦って仕事をするとろくなことにならない嫌な週末。

...自分との勝負は依然続く。

061014 <今日聴いたCD>「Revolver/TheBeatles」(1966)
 このCDはやっぱり私のBeatlesBest3アルバムに入るのですね。
なんといっても、「I'mOnlySleeping」と「TomorrrowNeverKnows」が聴きたかったから。
このいけてるジャケットのArtWorkのクレジットがクラウス・ボアマンとなっていたけれど、これってあの、解散後ジョン・レノンのトロントでのライブでベース弾いてた人じゃないかなあ。間違ってたらごめんなさい。(有名な話なのかも知れないけれど。)

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体調を崩す

 風邪をひいてしまった。
昨日朝から体がだるく微熱があったが、お仕事の方は休めない状況なので無理して出勤した。
午後からひとつ体を動かすのがとても重くなり、早引きをする。
夕刻自宅で熱を計ると38度になっていた。
F1002連結作品が気になったが、とりあえず寝ることに。残念ながら制作は1回休み。
全体のイメージがつかみかけていたところなのが悔しい。頭を1回冷やせと言うことか。
このところ睡眠時間が4時間半平均だったので体が限界になっていたのだろう。
寝ている間、絵を描いている夢をみた。とってもくどい絵で自分でも嫌になっているというもの。
どんな絵だったか全く覚えていないが、とっても脂っこくて息苦しい絵だったという感覚だけが残っていた。あと、強力なニンニク料理を食べ過ぎて、周囲に迷惑をかけている夢。
なぜニンニク料理なのか原因は不明である。
笑い話のような間抜けな夢2連発のあと、今朝起きたときにはずいぶん体が楽になっていた。
体調を壊すといつも思うことだが、ローテンションになり、すべてに投げやりでやる気が一気に無くなること。とりあえず物事について考えることすら億劫になる。
欲望は眠りたいということだけ。
ふわふわと電車に乗っていても、なんというか自分自身の実在感がつかみにくい。
...ということは逆に日常はかなりハイテンションで、描いて考えているのか。

 布団をひいて寝ていたら、自宅のフローリングはマンションと違ってとても硬く感じられる。
本棚補強とかを特別に頼んだからだろうか...。それにしても畳は偉大である。

 展覧会のDMを投函する。

061013 <今日聴いたCD>「Meddle/PinkFloyd」
 1971年発表。
 このところ懐かしのプログレッシブ・ロック特集である。リマスター盤だけあって、クリアな音が新鮮である。
「Echoes」はやっぱり名曲である。

 すでに脱退してこの作品には参加していないシド・バレットは今年に亡くなった。

※下記officialSiteでデイヴ・ギルモアのライブの様子を見ることが出来ます。
探してみてください。ただし、彼の現在の姿でかなり太ったおじいさん風ですが、スライドギターはとてもかっこいいです。ぜひ見てください。

Pink Floyd Official Site→



 

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休日だけれど

今日は一日休日出勤だった。
台風崩れの低気圧の影響か、風が強く、晴れたり、雨がぱらついたり。
F80-2連結はほぼ完成。
この勢いでF100-2連結にかかる。
4時間睡眠の日が続いているので、体力的に今は飽和状態。
通勤バスの帰路は座ると一瞬意識が遠のく。

 また、DMの宛名はラベルだが、一枚ずつ少しメッセージなどを走り書きしている。
一枚一枚名前を見てるとずいぶんとご無沙汰してるなぁ...としみじみ考えたり。
忙しさにかまけて無礼してしまってすみません...。

<最近読んだ本>
061007_1_1 「法隆寺の謎を解く/武澤秀一(ちくま新書)」
 法隆寺についてはまだまだ謎が多い。
以前「隠された十字架—法隆寺論 /梅原猛」を読んで、ショッキングで刺激的な内容だったが、どうも怨霊を封じこめるという発想に違和感を感じていた。けれどもそのもやもやが、建築家である武澤氏のこの本で、自分の中ではすっきり解決し、新しい発見の感動があった。
(以降この本のネタバレです)
何といっても出入りをじゃまする中門の柱の存在だが、インド発の祈りの形態、聖地をぐるぐる周回する形態から説き起こし、日本的な横並び伽藍配置(特に空白の積極的な意味)と中門の関係など、説得力がある。
日本の絵画空間の特質にも、すっとつながってくる気がした。
ぜひ、法隆寺にいって確認したいと思った。


061007_2
<今日聴いたCD>「Dark Side Of The Moon/PinkFloyd
 懐かしい、なつかしい。
今日は発作的に聴きたくなりました。
今聴けばデビッド・ギルモアのギターもペンタとニック・スケール中心でそんなに複雑なことをしていないのだけれども。
 やっぱりRockはモチベーション、オリジナリティ。それに戦略かな...。いずれにしても、かつて何回も聴いた曲ばかりだけれども新鮮。
LiveDVDも見てみたい。


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秋雨

 どうもモヤモヤするので、やっぱり「横長80F2連結」を思い切って方向転換。
苦しい苦しい...だから絵画...と強がりを言うが、やっぱりつらい。
さらに遠回りのロスタイム。
乾燥待ちの時間がもどかしい。

 明日も秋雨か。こんなときに限って湿度が高いのか...。

061001 <今日聴いたCD>「Continuum/JohnMayer」(2006)
ジョン・メイヤーの新譜。
1.2曲目にロイ・ハーグローブが参加しているらしいというのは、ライナー・ノーツをを読まなければわからなかった。
やりたいことがわかるけれど、うーーん。
メロディ・ラインの素晴らしさはやっぱり1stアルバムには及ばないとおもうな。
あえて、辛口の批評としておきます。
そしてCDジャケットも1stに及ばないという酷評にしておきます。
顔を出さないというなら、もっと工夫があってもいいぞ。
...唯一ノリの良いボーカルとソウルフルなギターは健在。
ミドルテンポの曲たちもちょい間延びかな。
詩の内容の深まりが音にも、もっと出てきて欲しい。
まだまだ若いのでこれからだよぅ。
CDがでたら何を置いても買っている人なので、今後期待してます。

 昨日の土曜日、バタバタと午後からちょっとしたお仕事。その時間のすき間に、このCDを買うべく某チェーン展開本屋さんでレジに並んだ。声をかける人があり振り向くと久々に会う知人(既婚女性)だった。良い年齢を重ねている人は少し輝き方が違うものですね。翻って日々の雑事と作品に苦しんでいる自分は他人にはどう映っているのか少し恥ずかしくなり、反省した週末でした。

しっかり、足下を見て焦らず前向きに...


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光悦寺

060928_1 少しずつ秋がやってきている。先週末、鷹峯の光悦寺に散歩に出かけた。
わが家から山道を登ること約20分強で着く距離。
さわやかな乾いた風が吹いていた。本阿弥光悦はこの京の町を見下ろす地で何を見ていたのだろうか。
寺といっても、境内にはいくつかの庵、茶室があり山の自然がざっくりと残してある。それだけに「光悦垣」(写真上)といわれる独特の垣根が自然との境界を柔らかな曲線で区切っていた。
 もみじのころは美しくなりそうだ。

060928_2  毎日帰宅後1.2時間だが作品に向かう1週間だった。
体の芯が疲れている中で向かう。作品がうまくいっているときとそうでないときの気分が大きく違うのは毎度のことだが、やっぱりうまくいっていないときはかなりつらいな..と思う長い1週間だった。

 印刷から上ってきたDMをギャラリーにお願いして自宅に郵送してもらった。

060928_3  <今日聴いたCD>「MethenyMehldau」
パット・メセニー(guitar)とブラッド・メルドー(piano)のコラボレーション。
デュオ演奏の曲以外に、ドラムス、ベースのはいったものも。
気に入ったのは、メロディラインの美しい6曲目「Find Me In Your Dreams」。スローテンポで二人らしさがうまくかみ合った曲になっている。さらにそれに続く「Say the Brohter's Name」。この曲はリズムが入った編成。
今が旬な二人の共演だが、今一歩こなれていない気がする曲がいくつかあると感ずるのは私だけだろうか。もう少しセッションを重ねればもっとスリリングで美しい曲が残る気がする。


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秋の日

 エタノールは探しきれず行方不明。
...が、秋は深まっていく気配。
乾燥した秋の空気がやってきた。
なんだかショボすぎる総裁選と今後の我国の行き先を思うと不安が...。

 今年の展覧会での準備時間は押しぎみだが、不思議にここにきて迷いがふっ切れた。
現在は精神的にはすごく楽。
しかし、時は待ってくれない。
DMの印刷もなんとかギャラリーにお世話になって入稿完了。
もうすぐでき上がる。
これで、「引っ越し通知」と「展覧会DM」が一通ですむかな...。

060920 <今日聴いたCD>「MG4/MondoGrosso」
 目当ては、birdの唄う「Life」。
心地よい秋空にたゆとうサンバのリズムもアリかな。












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エタノール

 連休最終日の夜、パーマネント・イエローの顔料を水で溶こうとして気づいてしまった。
エタノールが行方不明だということを。
きっと別便で梱包した段ボールにあるのだろうが、わが家にはない。
9時を過ぎているので、近所のドラッグストアも閉店。

 顔料の粒子が細かいものは、エタノールを数滴落とさないと水となじまない。
今夜は一気に制作意欲が薄れ、疲れが抜け切らない体がドヨーンと重くなってきた感じ。
これは「もう今日は止めとけ」という神様のお告げか。

 こういう日もあるだろう....素直に従うことにした。

060918 <今日FMで聴いた音楽>
「Telephone Line/E.L.O」(「New World Record」より)

FM京都で聴きました。1976年なつかしのヒット。
エレクトリック・ライト・オーケストラ。ジェフ・リンのバンドです。
初っぱなのメロディーラインがとっても懐かしかったです。
あのころ何をしてたかなあ...。

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少しすずしく

060916_1_1  少しずつ涼しくなり、日々制作が楽になっていく。
写真のように、横長画面をどかんと寝かせると、まだ狭い新アトリエである。
びちゃびちゃテンペラで勝負する場合はどうしても寝かせる必要があるので...。しかし、それは贅沢というもの。
立てて描くときはスペースにも引いて眺めるにも余裕があり、かなり精神的に楽になった気がする。

 きっと、いい絵が描けることでしょう。

060916_2 <今日聴いたCD>「Sweet Rain / Stan Getz」
saxはスタン・ゲッツ。ピアノはチック・コリア。
スタン・ゲッツは甘くなりすぎず、リリカルなチックコリアのピアノとよくあっています。
秋の雨にいいです。

 それにしてもこのところずっとCDはモノクロばかりのものを聴いていることに今気がついた。
4連発ですねぇ...。

 そうそう、Jazzといえば、目下の楽しみの一の中に、パット・メセニー(ギター)とブラッド・メルドー(ピア丿)のデュオが出るということ。
ずっとアイドルであるPMと今とっても旬なブラッド・メルドーの二人。
今度のグラミー賞本命だとは思う。
内容は聴かなくても想像がつく。
もうすぐ HMVから届く予定。

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 昨晩、今朝とすずしく過ごせた。
 今日も乾いた暑さの一日だった。
小品3点に手を加える。
メディウムなど昨年試してしっくり来なかったものを再度試すと案外すんなりと使えた。少し希望が出てきた。
 イメージトレーニングというのが各分野で重要視されているけれど、こと絵画制作ではつくづく「イメージ」だけでは全くダメだということを最近強く感じる。
 つまり、実際に手を動かしていくなかで新しい展開があったり、壁を越えていくチャンスが巡ってくる。
だから絵画なんだろう。
作品に向き合えない日々に悶々とイメージをひねり出そうとしていた膨大な時間のあと、いざ描き始めると新たな契機がすんなりと形を表す。
「描く」瞬間、瞬間に自分と、生れてくる画面の何かの力とのやり取りが常にある。

 一方、引っ越しや予想外の雑事で翻弄され続けた今年の暑い夏はもう少し続きそうである。
 ここにきて肩や背中が痛く、腰も不安。毎晩のストレッチは欠かせないがその後の泥酔爆睡、未明に覚醒という悪のルーティンはいかがなものか。

060824 <今日聴いたCD>「It's Time / Michel Buble」
FM京都でも現在ヘビーローテーション中の「Home」は名曲。
前作であるデビュー盤ではあのヴァン・モリスンの「Moondance」をカバーしていて気になっていた。評判通りシナトラのような甘い声。Jazzという看板をさげているけれど、「Home」を聴いているとメロディーメイカーとしての可能性を強く感じる。今回はカバー曲が中心だけれど、オリジナルが並ぶ新作が早くも待ち遠しい。この「Home」に関してはちょっとジャクソン・ブラウンのにおいもする。FMのヘビーローテーションの激しい消耗に耐えるか。
一発屋で終わって欲しくないな。

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まだ見ぬボーダーライン

アトリエの整理を8割完了。片づけると広く感じるだろうと思っていた10年お世話になった部屋だが、荷物をまとめることで逆に「これだけよく入ってたな」と思う様相の引っ越し荷物である。
それにしても、先週から毎晩2時間ほどでTシャツ一枚を着替えるほど、大汗をかいた重労働であった。昨晩鏡をのぞくと目の回りに隈ができていた。

060822 <今日聴いたCD>「Boomer's Story / Ry Cooder」
ライ・クーダーはアメリカのギター弾き。
ちょっとスライドギターやマウンテンミュージック、スラットキーギター、ブルースなど気になる人は絶対している御大。
数年前では「ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ」を仕掛けたりしたことで有名ですね。
日本のミュージシャンとも親交が深く、「喜納昌吉とチャンプルーズ」の名盤「ブラッド・ライン」をプロデュースもした。
彼の作品の中で最も評価が高いのは「チキン・スキン・ミュージック」だろうが、心の奥からぐっと沸き上がってくる感動はこの作品に劣ると思う。
5曲目「MariaElena」、6曲目「Dark End Of The Street」のスライドギター、そしてラストまで。
 ギター・ミュージック全般、そして永遠の夏を夢見る人は必聴盤である。
それとこのCDに感動した人はビム・ベンダース監督の映画「パリ・テキサス」を必ず見てくださいMust!!!!!

 今日は久々に乾いた暑さのなかiPodで、ぼんやりと行ったことのないメキシコとテキサスのボーダーラインを思い浮かべた。



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晩夏へ

 少しずつ引っ越しの準備をすすめている。家財道具の梱包は引っ越し業者に梱包を依頼することにした。
 けれども画材関係は整理の必要もあるので、とりあえず自分で当面必要のないピグメントや筆などを梱包する。それにしても冷房のない仕事場は蒸し暑い。体力的には京都の夏は厳しい年齢になってきたか。今度の仕事場は冷房を取り付ける予定である。
F150の木枠もとりあえずばらし、使いやすいように壁などに取り付けていたドライバーなど工具類もいったんツールボックスに放り込む。移転先も少し広くなるもののそんなに大きく余裕のあるスペースではないので、なんとなく部屋のレイアウトなどをイメージしながらも、余分なものはじゃんじゃん廃棄処分する。
 引っ越しに関わってNTTとプロバイダに手続きをするが、NTTのオペレータのミスで配線工事が一時間ずれてしまった。銀行関係の手続きなど取っても苦手な書類作製作業も進行する。

060817 <今日聴いたCD>「ポセイドンのめざめ/KingCrimson」
このCDもHDDに落としていなかったので。
久しぶりに聴く。今朝の通勤途中で聴いた。
曲や多重録音など凝ったことをしているけれど、楽器それぞれの音はとてもシンプルでいい音がでているなと思った。
ギターを歪ませる「ファズ」というエフェクターがあるのだけれど、これを使うとピッキングのタッチなど関係なくグギグギブブブ...と歪んでしまうのだけれど、とてもシンプルで効果的な使い方をしているなと思った。一昨日見たBSの番組でのLive映像でも、あのジミ・ヘンドリックスもうまくギターを歪ませていた。彼の場合はアンプとのフィードバック(スピーカとギターのピックアップマイクによるハウリングノイズ)も綿密に計算されていた。
エレクトリックギターとはいえ、PC音源に比べればやっぱりアコースティックな楽器なんだなと思った。
...クリムゾンに戻るけど、ロバート・フィリップというギタリストはこのころから、ツタタタ、ツタタタ、というスケール練習的ギターフレーズだったんだなと再確認した。
あとグレック・レイクのボーカルはやっぱりいい。ELPなど少し聴き直してみたいなと思った。
 でも、晩夏には少々暑苦しい音達ではありますねぇ...。


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八月に

 あっというまに8月。
今週はまたまた怒濤の一週間だった。
仕事をしていたわりには「描く」ということを正面から考える機会があった。
描いていなくても収穫のあった一週間だったと思う。

 今月末に引っ越しが迫ってきた。自宅仕事場の荷物を整理しなければならない。新しい仕事場は少しだけだがスペースが広くなるのが目下の喜び。

 日差しも立派な「真夏」。そろそろ「梅干し」作業かな。

060805 <今日聴いたCD>「To Tulsa and Back/J.J.Cale」(2004)
 すかすかな音づくりぽくしているが、大きめの音量で聴くと存在感がある。
かすれて、かさかさな歌声だが存在感があるBlues。
きっといい楽器をたくさん使っているんだろうなあ...。
...オクラホマ...タルサ...。
夏は乾燥しているんだろうか。
ルート66を西へ行くとテキサス。
   ...旅する乾いたBlues。





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藤田嗣治展など

 一昨日は久しぶりに展覧会を見てまわった。
堀川丸太町東の石田大成社ホールでは、「木坂宏次朗展」。

テンペラの正統的な技法であるハッチング(線の集積で明暗を表現する)で繊細な空間・色面を表現した抽象絵画。

その後、東山方面へ東へ移動。

ギャラリー16で「寺田就子展 中宇宙-空をのぞく」を見る。軽やかで透明感のある寺田ワールドなインスタレーションであった。レディメイドを使用した凸レンズ作品から一歩また違う方向への意志が見えた気がした。

 その後、国立近代美術館の「藤田嗣治展」へ。
大画面の戦争画を見てみたいと思っていたが、部屋は満員で引いてみることが出来なかった。照明・画面ともけっこう暗かったし...。
けれど、国威高揚目的というより藤田自身は構成やそれぞれの人物の表情やポーズなどを楽しんでいた気がした。どんな作家にもそれは言えるのだろうが。(...いずれにしても屈折はしていたんだろうな...。)
さらに、作家をコントロールしていた時代の空気の大きさ、圧力も同時に感じた。

 全体を通して、パリに渡って戦争までの白い画面の初期作品が印象的だった。
同じ白画面でも、戦後のはちょっと装飾的で、まとまりすぎていて、清潔で、なんというか絵画的な勢いが物足りないなと言う感じ。技巧的には晩年のは高度なのだけれど...。ちょっと退屈。

 私の個人的な好き嫌いは別として、シルバーホワイトのテラッとした下地に墨と線描は新鮮であった。
白なのに清潔ではなく、なんとも、なまめかしい荒さや勢いがある白。
初期の白はなまめかしい白で晩年のは清潔すぎる白...。

 ..それと入ってすぐの大画面の作品。
画面全体の見え方を無視したような、みえるかみえないかの細部の消えていくような輪郭線はなかなか興味があった。(修復で消えているのかもしれないが...)
 あれくらいふっ切れた線への没入が、現在評価できる藤田嗣治の本質のような気がする。

060713_1 ■今日聴いたCD 「In cerca di cibo/Gianluigi Trovesi Gianni Coscia」(ECM)
クラリネットとアコーディオンのデュオ。2000年発売。一曲目から泣ける曲です。映画「イルポスティーノ」のテーマや「Django」など。
心が澄んでくる音。





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おしらせ

blogをこちらの方へ移転しました。すこしメンテナンスが簡単なのとサーバが少し軽いこと。
なんとかエクスポートとインポートを実行してseesaaからcocologに結構簡単に引っ越しが出来ました。

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蒸し暑ジトジト

060708  蒸し暑い日々。台風3号も近くを通る予定。 今週は恐怖の突然降って湧いたややこしい仕事&腰痛に始まり、なんとか平和な週末に向かおうとしている。  雑事と体調不良に翻弄され、ドローイングもできず、スタートした横長画面の方も全く手をつけられないまま週末を迎えてしまった。  Flickrをのぞいていたら、とても魅力的なひまわり畑の写真があったので、デスクトップにしてみた。  

Flickr:会員(無料)にならなくても、右下の「ExploreFlickr」や「the last  7 days」を覗くと美しい画像の数々が楽しめます。

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GodなZepとグナワなモロッコでドローイングしたら

 スケッチブックにもそもそっと描いたり...。 ...考えすぎずに描きたいことの根本に戻ってみた。 そうすると、やっぱり自分でしか出来ないことのいくつかが見えてくる気がする。
060627_2
<最近読んだ本> 「世界の音を訪ねる/久保田麻琴」(岩波新書) 図書館で見て、本屋へ直行購入。ライ・クーダー等とも親交のある久保田麻琴さんの民族音楽のエッセイ。ブラジルのノルデスチやグナワが力強く取り上げられている。やわなpopsなど吹き飛んでしまう音へのガイドブックである。 で....




060627_1_1 <今日聴いたCD> 「BrianJonesPresents ThePiperOfPanAtJouJouka」 RollingStonesのキーパーソンだったブライアンジョーンズが収録したモロッコの民族音楽の音源。やはりLSDとかのドラッグの香りがしてしまう。音源自体はグナワのようだが、グナワ自体宗教の儀式音楽であり、ガムランなどと同様にトランスを伴う。録音は咳払いなどが入って「一発現地録り」な音。きっとブライアンは薬に浸りきっていたんだろう。

060627_3_1
「NoQuarter/JimmyPage RobertPlant」(1994) Zepの再結成かとか言われた作品。とはいえジョン・ボーナムはとうに亡くなってはいるのだけれど。こちらもモロッコの音楽(グナワ?)をしっかり取り上げている。(私が持っているのは日本盤なのだけれど、渋谷陽一、伊藤政則のライナーはいまいち。このひとたち基本的に勘違いなヘビメタな人だと思っていたけれど、モロッコのミュージシャンについてのデータや解説は皆無。ジャケットにはいろいろとミュージシャンのクレジットがあるのに。お金を出して買っているのに失礼なライナー・ノーツである。70年代初頭までのRockのライナーはこんな人多かったけどね。やっぱり勘違いな悲しい人たちですね。)このCDの音の方はLiveも含んだやや散漫な構成。けれども一曲一曲の質は高い。名曲「NoQuarter」も凄みを増している。完全なモロッコ音楽「Freinds」、それに続く「Yallah」、「City Don't Cry」も今日の話の筋から聴きなおしてみるとなかなかよくできているじゃないですか。すごい、すごい。(パチパチ) けれどこのCDが錯綜していしまうのは次の曲「Since I've Been...」のような「ど・ブルース」が入ってしまっていること。Blues自体は全く悪くないんだけれど、コンセプトが...。この辺がかつてのZepの限界だったのかもしれません。バックに入っているストリングスも空しく聞こえます。方向転換するならするで、きっちりモロッコに向かった方がよかったのにと悔しく思います。けど、ロバート・プラント(Vo)はBluesや「The Battle Of Evermore」のような詩的なバラッドも歌いたかったんだろうし、渋谷君や伊藤君などのZepファンはついてゆけなかったんだろうね。きっと。

060627_4 <今日のオマケ> 「我が息子のイケテルTシャツ画像」 こちらは「LedZeppelin」ならぬ「God」「Zeppelin」。ジョン・ボーナムの姿も見えます。 ねらっているのか、パクリ隠しか。ぎりぎりイケテル線かな。 親がうれしがって買い与えてしまったものです。失礼。

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Title変更しました

 何となく大々的にタイトルを変更しました。
内容は全く変わりありません。
PatMethenyからいただきました。
旅は私の生き方の中心です。
旅といっても物理的な旅ではなく...。

大きな時間や空間の中で人間として取りあえず数十年生きているという。
少々仏教的な考え方とかがベースにあるのかもしれません。
宇宙と人間、仏教、いずれにしても全く無知な私ではあります。

 どこかに向かって旅をしているのが人であることだと思うのです。
こうやって生れて40数年、絵を描き続けられているのも、きっとなんか良いもの、良かったものを探している気持ちがずっと心の奥底の川に流れているからだと思います。

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流浪とかダマール樹脂溶解とか

 先週でF100,80あたりの地塗りを済ませたのだった。 白い画面を眺めながら、ドローイングなどに戻る感じ。いくらか逡巡。 そうこうするうちに、気温が上がってきて雨などの日々の今日このごろ...。 ダマール樹脂を溶けていく様子をじわじわ眺めて現実逃避をする。

060617 <今日聴いたCD> 「Children's Song / Chick Corea」(ECM) 上記Link先のHMVのレビューは少々大げさなきがするけれども、それにしてもここちよい小品集。 クラシック好きの人にはいいかも。JazzPianoのもっとも透明感のある音たちが楽しめます。 ...こういうのECMは得意なんやねー。そして私はこの感じに弱いのです。 最後には弦楽器とのアンサンブルも入っています。

060617_1 <最近読んだ本1> 「流浪 / 金子光晴」(ちくま文庫) フーコーの本がちくま文庫から出ているというので買いに行ったらこちらもふらふら買ってしまった。 前からこの人の旅行記がずーーと気になっていて読みたかったので先に読んでしまいました。 きな臭い日本を飛び出してアジア、ヨーロッパを放浪しているけれども、やっぱり自分のこころの奥底と常に対峙している様子が旅の日常やディテイルにのぞく。 あの時代の空気を感じ取って『しまった』気がする。

 

060617_2 <最近読んだ本2> 「世界で一番おもしろい地図帳/おもしろ地理学会[編]」(青春出版社)  昼寝の共にどうぞ...て昼寝なんか悠長なこと最近ずっとしてませんねぇ。 こま切れの時間に読むのが楽しかったです。 「ワシントンD.C.」の「D.C.」て何?...とか、 「7つの海」とはどことどこ? 「北に行くほど暖かくなるノルウェーの謎」 読みたくなりましたか? どうでもいい人には、ほんとどうでもいいことばかりですが「トリビア」より、 「明日役立つことばかり」です。

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戦争とストーンズと休日出勤など

 昨日、ようやく140幅のキャンバスロールが届いたので、横長2枚連結F100君に張る。地塗りがこれからなので、ゆるゆるテンションで張る。数日中にM802枚連結君にも張り、その後キャンバス塗り職人と化す予定。  今日は休日出勤だった。予定をはるかに越える仕事内容と時間、精神的プレッシャーでヘトヘトになる。明日も休日出勤であるが少しまだわかる仕事なので精神的にはまだいい。けれども夕方いっぱいはかかるだろうなぁ。

060603_1 <今日聴いたCD> 「Let It Bleed / The Rooling Stones」(1969) 今聴きなおすと、やっぱりストーンズのBest3に入ると思うな。 すかすかな音作りが一曲一曲のオリジナリティと相まって強い。 ...ってとても抽象的な言い方になってしまったけど、それぞれの曲がストーンズらしくないといったらこれまたややこしいかもしれない。  アコーステックな音と、黒っぽさをひねり出そうとするミック・ジャガーのボーカル、シンプルで雑でかっこいいギター、朴訥なドラムス等々完ぺきにストーンズの音なのも確か。「やっぱりこの人ら、かっこええで」。

 

 

060603_2_1 <最近読んで考えた2冊>  「靖国問題/高橋哲哉」(ちくま新書) 国家神道のもと政治的な死に意味を与えようとしたことの顛末と未来。 政治が「戦争によって死ぬことを顕彰する」という欺瞞。そして現在、この問題が矮小化された「国の新たな追悼施設」へと。この本を読んでいたら、問題はA級戦犯合祀がポイントではないことがわかるし、国が新たな犠牲者が出たときのための準備を進めていることがうかがえる。対アジアとの外交議論の文脈だけは、とうてい「靖国」は解決しないことがよくわかる。問題の根本はもっと深く私達と子供たちの未来に直結する。  「家族を守るため」「正しい武力行使者の犠牲者」というハリボテ看板で、米国地球警察の同じ過ちが繰り返されないのだろうか。今後米国と、身も心も私達の税金もますますつるんでいこうとする動きが強力な昨今、先の米軍のアフガニスタンあるいはイラクへの攻撃でどれだけ「正しい武力行使」が行われたか、私達はどれだけ知っているんだろう等と考える日々。

 

060603_3  「あの戦争は何だったのか/保阪正康」(新潮新書) 昭和の日本の戦争の数々はデタラメな戦争だったことは知っていたけれどもここまでひどかったのかという一冊。いくつかの個所でもうちょっと資料的な裏付けがいるんじゃないかと疑う部分もあるが、海軍と陸軍の確執、軍隊の組織としての細かな様子等々知らなかった事も多い。以前読んだ「ノモンハンの夏/半藤一利(文春文庫)」でも感じたけれども、戦争を動かしていった中心人物たちのセンスの無さ以上に杜撰さにはあきれるほかないが、さらに「一億総玉砕」とほとんどの国民が短期に傾いていった「国全体の異常な集中力」がなんとも恐ろしいと思った。戦争が終わったらその熱は一気に冷めたのだから。 ナチスにしろ、私達の国にしろ、このような無謀で非科学的な戦いのモチベーションの背景にあるのが、「理屈では説明できない論理を越えた暴力への恐怖」と我々が漠然と持っている血の様なものだとすると...。

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Grappaな日々

 今年の展覧会用の大型サイズのキャンバスの準備などを始める。 横長作品が多くなるが、昨年同様大きいサイズのものはジョイントで2画面を継いだ構造になる。 多湿で30度を超える室温では、地塗りのコンディションが良くないので、なんとか来週中に横長地塗りシリーズは決めてしまいたいのだが...。  先週末のPoquitoの影響で「Grappa」を購入。 毎夜酔っぱらっている今日この頃である。

060531 <今日聴いたLP> 「Love You Live/The Rooling Stones」と 「Stickey Fingers/The Rooling Stones」
日本公演後、南の島で静養中木から落ちたり、ジェットボートで転覆したりして再起が危ぶまれるキース・リチャーズである。 この2枚ともにジャケットはアンディ・ウォーホルである。 ジーンズのジッパーはYKK。 Love You Liveの方は、セカンドギタリストはロン・ウッド(現メンバー)だけど、 「Stickey...」のほうはミック・テイラーである。オリジナルメンバーだった故ブライアン・ジョーンズの後任である。 (ブライアン・ジョーンズはソロで「JouJouKa」というぶっ飛んだ作品を残している。) ギター的にはミック・テイラーのブルース色の強いのが好みである。 ルックス的には爽やか過ぎて、ロン・ウッドの方が感じかなぁ...。  「ベガーズバンケット」と「レット・イット・ブリード」の2枚も近日中にしっかり聴きたいと思うのだが。

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Day Is Done

 昨日は夕刻にgarelie16「北辻良央展 Da Nelle Ceneri.」をみた...。 TheRollingStonesの曲、「Paint It Black」、前奏のトントコトントコ...ベロリーン、ベロリーンという前奏が始まる。 曲の合わせて裸婦やミック・ジャガーの顔が描き込まれ、さらにどんどん上描きされ最後には真っ黒になり何のイメージか判別できなくなる。平面と映像作品の展覧会。 描く行為の骨格が見え隠れする平面作品であるが、少しフェイクした感じに描かれた裸婦と色鉛筆を使った線で、見ていると何とも言えない、こそばゆい感覚が起きてくる。コアで図式的なアートから少しずらしたところに表現のスポットを持ってくるあたり、北辻さんらしい感じかなと思った。  80年代のStonesの「Undercover Of The Night」(闇に葬る...?)あたりでも何か作品を作って欲しいかも...。  夜は友人と京都ロイヤルホテル北のBar(バル)、Poquitoへ。 ちょっと大人っぽいバル。パスタをはじめ料理がとっても美味しいです。 カウンターメインで小さな店ですが、スペインのバルを思い出しました。 太ももまるごとの生ハムも、しっかりカウンターの隅で専用スタンドに鎮座しておられました。 グラッパなども食後にいただいて、久々に空間、お店の方、味と満足な店でした。  今日は朝からぐいぐいと大阪まで行った。 国立国際美術館の『ジグマー・ポルケ展』を覧るのが目的。やはり大画面メインで、布地とドットでした。版画などの小品を見る限りうーん結構ありがちなドローイングかもと思ったけど、布地と大画面、ドットの使用でサブライム化したのだろうな...と考えたりした。 この感じは個人的趣味判断で言うならば「どっちでも良いかな」という感じ。 キーファーとは少し違うけれど、新表現主義などと言われたりした絵画に共通するにおいがちょっと嫌だなあぁと思った。

060529 <今日聴いたCD> 「Day Is Done / Brad Mehldau Trio」 ビートルズ「martha My Dear」,「She's Leaving Home」,ポール・サイモンの「恋人と別れる50の方法」などのカバーもいいけど、「Alfie」や「No Moon At All」なんかのスタンダードを料理してくれているほうがいいかも。

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Illustrator10の画像配置トラブルなど

昨日あたりから、急に初夏の気候がやってきた。 一山越えたお仕事だがルーチンワークは続くのである。
最近お仕事で学んだ大きなこと、『印刷屋のいう「Illustrator ver10もOK」をうのみしてはイケナイ』。 結局Illustratorのバグが原因で、こっち(作成側)で問題なくても、あっち(印刷屋)で配置画像が一部でリンクが切れるということ。 バグが原因で作成側のせいにされてしまう。
 事件はデータ入稿直後の夕刻の電話からはじまった。 印刷屋いわく、 「リンクが開かへんと、うちのもんがいいよりまっせ。画像のリンクできてませんで。」 こちらはそんなことは何度もチェックしているはずなので、「どこのリンクがおかしいか」訪ねると、 「もう一回全部CD焼き直してくれたらええんちゃいますのん。」と言い捨てる。 「ちゃいますのん」と丁寧に言っているようでじつは「やったらええやんけ。はよせいや。」という関西弁には頭にきた。 結局翌日渡し直したCDの中身はもとと同じデータ。 どうチェックしてもこちらのミスは発見できなかったからである。
 さらに腹が立つことは、2枚目のCDを渡した翌日、先方が「デジタル校正出力」を持参するはずの約束をブッチされたこと。 たまりかねて会社に電話するも、「営業は大阪行ってるからきょうは無理」と他の社員さんがのたまう。 「むり-??はあ---っ?」 「エラソーなことゆうて、約束にいけへんかったら、電話ぐらい入れたらええんちゃいますのん。」と言い方は違うがその主旨は伝えた。  この段階で、先方のオペレータとの直接のやりとりでようやく Illustrator_ver10のバグ絡みの問題と判明。 「さいしょからそう言えやぁ...」と思う。 そのバグはよくあるバグらしい。 かっこつけてVer10でもできると言わずにver8にしてと言えばいいのに。 ver10でも可能と判断したのはそっち。こっちの責任ではない。
 ...で、ようやく週明け今日のこと....校正データの出力はできたらしい。 手元に届いたデータを見て、「なんやできるんやんけ。」、 「デジタル校正分ぐらい、料金まけてくれたらええんちゃいますのん。」と言おうと思ったが、 問題の営業担当は出力データを他人に預けて、わたしに顔を見せず、そそくさと帰ってしまっていたのでした。 どうせ今回は、「オンデマンド印刷」。 納期には充分時間あるところを先読みされて....「かまされた」とおもいましたね。 「...くそっ」
プロのデザイナーではないので、こういうことはトラブル遭遇時に確実に学んでいかないといけない。 ver10でつくって埋め込みしたまま、ver8へ。 ver8上で配置、リンクを設定する。これにかぎるということがわかった。 おかげで、かなりスキルアップしてしまいました。 ただこの方法は印刷屋さんは一言も教えてくれませんでした。
ちなみにオペレータが言うには、その営業担当者は「社長」らしい.... 「そんなヘボな印刷屋、取引せんといたら、ええんちゃいますのん。」

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SaxsonShoreなど

 仕事の方のPC作業の山場を越えたのだが、右手首と右ひじが痛い。マウスによる腱鞘炎だと思われる。Illustratorが中心であとPhotoshopの作業だったが、使い方が悪いのかなぁ。 ペンタブレットが欲しい今日この頃。  連休前にHMVに注文していたCDが昨日やっと届いた。 お取り寄せのお取り寄せという「入荷待ち」状態だったので仕方ない。 ポスト・ロックのSaxsonShoreの2枚とSonnaの1枚。 (ポスト・ロックは昔、SeaAndCake以来である。モグワイなども気になっていたが...。) ともに完全なインストゥルメンタル。 SaxsonShoreはまだまだマイナーかもしれないけど、今後が楽しみなバンドである。 京都にも3月に磔磔でLiveがあった模様。 繊細さと豪快さの ダイナミックレンジが広く、むかーしのPinkFloyd(Dark Side OF The Moon以前)に近いと言ったら語弊があるかな。 これ見よがしなオーバドライブ&ディストーション轟音ギターがないところが気に入っている。
060513_1 「Four Months of Darkness/Saxon Shore」

 








060513_2 「The Exquisite Death Of Saxon Shore/Saxon Shore」

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長い一週間のあと-Places=

 曇り・雨・肌寒い長い一週間が終わり、疲れ果てた週末である。 体重計に乗るとベスト体重に近づいていたが体調はいまひとつ。 ドローイングも今週はいっさい出来ず。来週も忙しくなる予定。

060416 <今日聴いたCD> 「Places/BradMehldau」  HMVから注文していたピアノトリオ2枚が届いた。 ポイントが溜まっていたのでポロリと衝動買いしたもの。 「UpForIt/KeuthJarrett」「Places/BradMehldau」である。 特にBradMehldauはきちんと聴いたことが無かったが、いい。 2000年の録音である。 テイストとしてはキース・ジャレットやビル・エバンスに近い感じ。 (...というのはとっても大ざっぱな言い方かな。) 曲目はタイトルにMadrid,Amsterdam,Perugia,Paris等地名がついたオリジナル作品。 13曲中7曲が彼のピアノソロ。 一曲目の「LosAngeles」(Bass,Drums,pianoのトリオ演奏)、「LosAngelesNo.2」(ソロ)、ラストの「LosAngeles(Reprise)」(トリオ)とこの3曲がこの作品の柱になっている。  ゆっくりとしたソロ「AirportSadness」が一番気に入った。 透明感のある泣ける感じの旋律にはぐっとくる。それでいて、メロディー一発で流れてしまうBGMピアノではなく、あれっという音遣いもあり聞き応えのある曲ばかりになっている。トリオの演奏になったときはストレートアヘッドな走り方もなど聴かせてくれたりする。  こんないいピアニストにめぐり合えてちょっと幸せな気分。 彼のオフィシャルサイトを見てみると昨年発表された作品「DayIsDone」のジャケット、なかなか美しいじゃないですか。 ジャケ買いしそうな感じもするくらい。 たぶん他の作品も買ってしまうんだろうな。 キースの作品については次回また...。  こんな感じで多忙で憂うつな雑事を乗り越えることが出来るかな...。

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黄砂の日

 それにしても今日はすごい黄砂だ。 自宅ベランダから見える大文字山は全く見えない。 黄砂は汚染物質を一緒に運んでくる側面と、大気をきれいにしてくれる側面があるようだ。 きれいにしてくれるというのは炭酸カルシウムを含み、酸性雨を中和する効果があるようだ。 けど、中国の急速な工業化の影響が酸性雨の原因の一つといわれているけれど、それを黄砂が中和する..っていわれてもなぁ... いずれにしても飛散ポイントや成分はまだまだ研究が必要なようである。  ぼんやり小スケッチブックにドローイングなど。
060408_1 <今日聴いたCD> Cattin'WithColtraneAndQuinichette/
JohnColtraneAndPaulQuinichette」

テナー2本が看板の作品。 ポール・クニシェットってあまり知らない人だったが、この作品が録音された1957年頃ではレスター・ヤングぽいテナーな人でコルトレーンよりも有名だったらしい。 それにしてもマル・ウォルドロンのピアノをバックに2本の全くタイプの違うテナーが鳴るというのはとても興味深い作品です。 この作品でもすでに、やっぱりコルトレーンだとすぐわかる吹きっぷりは面白いです。

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曇り時々小雨

重く薄ら寒い春が続いている。 注文していた顔料がとどかずなんとも出ばなをくじかれた感じ。 今日はほとんど自宅を出ずにWBCなど観戦しながら終日過ごす。

060320 <今日聴いたCD> 「Sumiglia / Savina Yannatou & Primavera en Salonico」(ECM1903)2005年
ウーゾ、アムステル(Beer)、神殿、夕日、ブズーキ、てかてかの歩道、海の色、白い壁、ロウソクの灯、松林、タクシー、乾いた埃、じめっとした冬、頭痛のする夏の陽光、エーゲ海の炎天下の強風.... 大好きな国ギリシャの音。 ギリシャの女性ボーカリスト。 ECMとはいえJazzではないです。(この辺の「JazzじゃないけどECM」の癖は私はぴたりと肌に合います。) ギリシアのトラディッショナルはもちろん、スペインのガリシア 、イタリアのコルシカ 、パレスチナ、ブルガリア、ウクライナやアルメニアなど幅広く地中海周辺の音楽を取り上げている。 これだけ広範囲な音を取り上げながら、とても硬派で説得力のあるいわば「地に足のついた音楽」になっている。 すごい人がギリシャにはいると思った。 このCDの前に一枚ライブ盤が出ていてライセンスでECMから出ているようだ。 ギリシャ盤オリジナルは入手困難なようだ。
 数年前のアテネで、レンベーティカのCDをまとめ買いしたあのCDショップならあるはずなのにな...と思うとまた心の底からギリシャコールがおこってくる。 ディープ・フォレストのCDを流しながらクッキーを食べていたレジのお姉ちゃんはまだいるんだろうか...。

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雪?

 昨日今日と小雪がちらつく京都は冷蔵庫状態の寒の戻り。 このところ半年先の引っ越しのことでバタバタしている。 ドローイングも無しの日々が続いているのでイケナイイケナイなのである。

060314 <ここ数日ずっと聴いてるCD>「LiveAtTheHouseOfTribes/WyntonMarsalis
 これはなかなかすごいぞ。 大当たりのCDです。 トランペッターのウイントン・マルサリス。→Site1  Site2 マンハッタンのクラブで行われた2002年のライヴ。 この人は最近iPodのCMに出ていたので覚えている人も多いと思う。そう、あのCoolなJazzのCMですね。 当然のことながら脇を固めるメンバーがいい仕事をしています。 アルトサックスのウエッスル・アンダーソン。Bassは中村健吾。  軽快さと粘っこさ。自然と体が動きます。 当然Liveなので観客のハンドクラップもとても近い。 ついつい酒が進んでしまう一枚なのです。 お勧めはチャーリー・パーカーの曲である「Donna Lee」。 だーーーだーーーーっと景気よく吹きまくる二人(トランペットとサックス)はとってもすかっとします。 この曲、初っぱななんかはあれっクリフォード・ブラウン?と言う感じもしないではない。 ラストの「2nd Line」では観客もノリノリ。 こんなライブ行けたらいいなぁ....。 ジャケットもBlueNoteらしい文字の配置とフォント。ね、いいでしょ。 ...と飲んでばかりはいられないのだけれどもね...。  上のSite2から紹介したCDの演奏が聴けます。

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ユニクロとECM

 今日ぶらりと「ユニクロ」に行ってがく然となった。 なんと、ECMレーベルのレコードジャケットがTシャツになっているではないか。 昨年あたりからユニクロが取り組んでいる「コラボTシャツ」で、 キース・ジャレットやパット・メセニー、デイヴ・ホランド等々....。 ユニクロTシャツのリキテンシュタインやウォーホル等はまだなるほどいいねえ...という想定内の展開だったが、やられたぁ...ユニクロに...。 ECMの大ファンにとっては、いてもたってもいられずデイヴ・ホランド(→CD)のとパット・メセニー(→CD)を2枚衝動買いしてしまいました。価格は1枚1,000円といたってリーズナブル。 (コンサートとかで買うと3,500円とかだもんなぁ...。) それにしても、ECMはそんなに人口に膾炙したレーベルではないけれど、知る人ぞ知るというか...われらJazzオヤジを狙った戦略かぁ...。 今度はBlueNoteでよろしく、ユニクロさん!!

060306 <今日聴いたCDと聴いたLP> 「AsFallsWichta,SoFallsWichtaFalls/PatMethenyWithLyleMays」(1981年ECM) ECM時代のメセニーの作品は少々重い感じだがそのテイストがサウダージの感覚に変化していって名作「StillLife「LetterFromHome」が生れたのだと思う。 このアルバムは現長野県知事、田中康夫氏のかつての小説「なんとなくクリスタル」で紹介されていたりする。

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1958年のふたりから

 そろそろ苦手な季節到来。 サンバカーニバルも終わったことでしょう... 春鬱の季節。

060301 <今日聴いたCD> 「SoulJunction/RedGarlandQuintet」(1958年11月録音、Prestige)
クルリン、クルリンと心地よくころがるガーランドのピアノなのです。 トランペットはドナルド・バード、そしてテナーサックスはコルトレーン。 プレステッジのコルトレーン、そうあの「Soultrane」も1958年の録音(2月)でこちらもガーランドがピアノ。 聴き比べてみると,ともに黒っぽく、強く、それでいてとても心地よさがある作品。
「SoulJunction」の方はガーランドは珍しく早いパッセージでころころと弾きまくっている感じで、 ノリノリな彼の姿が見えます。 「Soultrane」のほうはゆっくりくつろいでいるけれども、こちらもけっこう音数が多い。 両者の録音は半年以上空いているけど、この年、実はガーランドはノリノリな年だったのかもしれませんね。 一方コルトレーンの方はすでに、駆け足で階段を上り下りするように、まくし立てるような例の早いブロウ、「シーツ・オブ・サウンド」が見え始めています。 これが中心になるとやはりピアニストはガーランドでは少し違和感があるのかもしれません。 また、ブルースの基本的な進行ではもの足らなくなってくるんでしょうね。
 いい意味でも悪い意味でも、しっかりとSwingするアーティストの二人の生き様が見える、1958年の録音なのです。 1958年に二人が共演してるこの2枚の聴き比べのお勧めは... 「SoulJunction/RedGarlandQuintet」の1曲目「SoulJunction」と 「Soultrane/JohnColtrane」の5曲目「RussianLullaby」。 Russian..ではコルトレーンは飛ばしまくってガーランドはソロでは負けないようないい演奏をしているし、SoulJunc...ではガーランドの真骨頂のスローでブルージーな曲にコルトレーンが我慢しながらもブロウしてしまっていますね。 おもしろいぞぉ---。

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青墨はDrugの香り

 青墨でいろいろと楽しんでいる。  なりゆきまかせで描いていくと面白いものが出来るが、描く意志が希薄になってしまう。一定「こうしたい」という欲がないと、道具に流され負けてしまう。
 このコントロールの利きにくさが、なにか「大リーグ養成ギブス」のようでいておもしろい。 また、ギブスの不便から新たな発見がありそれを自分のパーツにしてコントロールできれば面白いなと思ったりする。鉛筆に代表されるようなドローイング・ツールでは獲得できないものがあるようで、それを掘り当てるというか、発見するというか、自分の琴線にふれるものを探っていくおもしろさがある。  ...ミュージシャンがドラッグにはまっていくような感じはこんな感じなのかも知れない。

060221_1 <今日聴いたCD> 「When There Are Grey Skies/Red Garland」
 このところRedGarlandばかり聴いている。 一曲目「Sonny Boy」のしっとりから...。 この人の弾くピアノはほんとうにコロンコロンしていて、コードのボーン、ボーンを聴けば、素人でもよくわかる音色である。 彼のピアノトリオは本当に聴いても聴いても飽きないな...。

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アトスへ

 地塗りのために、ジンクホワイトを1kg、リトポンを同じく1kg、そしてサンシックンドリンシードオイルを6本注文した。チタニウムホワイトは買い置きがある。 ジンクホワイトとリトポンは1年でほぼ使い切ってしまう。1年でチタニウムホワイトはもう1kgほど必要である。  ....長浜で想定外の事件。 それにしても理不尽で心の底が抜けていく気分でいっぱいである。

060217_1 <今日聴いたCD>「A Journey To The Holy Mountain/Stephan Micus」(ECM)  聖なる山とは「アトス山」ギリシャ聖教の聖地のことである。 すぐ側、それでいて気が遠くなるようなはるか彼方に思いをはせて...

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自動化で楽をする

Webに上げる画像を軽くするのに、Photoshopで軽くしていたのだが、画像の数が多くなるとその操作は単調でとてもじゃま臭い。  Photoshopでアクションをつくり、ドロップレットを作って楽をしようと作ってみたがこれがとてもらくちん。 さらに新規フォルダを作ったり、フォルダに日時を入れたりというのを「Automater」君で作ってみた。
Automater (画像はAutomater君のicon。こんなロボットが何人か働いてくれている感じ。) MacOSX付属のアプリケーションである。 いわば、プログラムでスクリプトを書かなくても簡単にスクリプトが実行できる、Excelの簡単なマクロのようなものである。 もう気持ち良く作業がワンアクションで簡単にできてしまうので、今までの作業は一体何...と言う感じ。  今回作った流れとしては、加工後のJpg画像をドロップレットでWeb最適化、 Automaterで作った特定のファイルにそれが保存される。 最後にそのファイルを日付きにリネーム。  簡単な作業だが、Unixのスクリプトなどぜんぜんわからない私でも出来てしまった。 Appleのサイトで調べると、まだまだこのAutomater君bugもあるらしいけど、今後頑張って欲しい奴なのである。

060215 今日聴いたCD「YearsGoneBy/Albert King」
Bluesですね。1973年録音。 こないだCDの棚を整理していたら、MP3化していないCDがどばっとあったので...。 GibsonのフライングVを左で弾いている。多分弦の並びは右利き用そのままじゃないかなぁ。 ちょうどジミヘンといっしょかも。チョーキングは下に引っ張るのかなあ... このジャケットなかなかいけるでしょ、サイケで。 いわゆるスリー・キングで私が一番好きなのが、この人「アルバート・キング」です。 ※「スリーキング」・・・Bluesエレクトリック・ギタリストの御三家。アルバート・キング、フレディ・キング、B・Bキングの3人のこと。別に兄弟ではないですぅ。

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TakeFive

 明日は暖かいようだが最低気温の予想がマイナス4度。(最高気温予想は12度) 底冷えの京都である。 思うところあって、建築関係の本を読んでいるがなかなか面白い。 それにしても最近の木造住宅も進んでいるのだなと思った。

060212 今日聴いたCD「Concord On A Summer Night/Dave Brubeck」
 1982年のConcordJazzFesでのLive録音。 Dave Brubeck(piano)とクラリネットによるカルテット。 以前にもこのブログで書いたけど、80年代はやはりフュージョンの時代で、正当派なJazzをやりたかった人たちには生きにくかった時代なんだろうなと思う。少しエレクトリックを入れたり、聴きやすい感じのアレンジをしたり苦労したんだろうなと思う。  けれどもこの作品はそんな苦労以上にやりたいことが時代の空気とともにストレートに伝わってくる正直な録音である。  2曲目の、「京都」をイメージしたんだろう「Koto Song」は透明感にあふれていて美しい。 一方4曲目「Softly,William,Softly」の冒頭のクラリネットソロにはデジタルディレイ処理されている。 このバランス感覚があの時代なんだなあ...と。 一見(いや一聴?)アンビバレントなアレンジは、アルバム全体を聴いていてもけっして奇異さはなく、逆に全体の主張に深みをあたえているようである。 ラストの「Take Five」はポールデズモントではないけど、軽快さがとても気に入っている。 和音を繰り返しながら高まっていくブルーベックのpianoソロは80年代でしか考えられない音使い。 全編Bassはエレクトリック。 こんな異端な「TakeFive」もいいぞ。  それにしても夏の録音。 この寒い冬にあんた、何を聴くねんという感じだが、これが美味しいのですね。 外は寒いけど、暖かくして少し乾いた部屋の中でつめたいBeerを飲むようにね。 ...やっぱり異端かなぁ。

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WebSite更新&謎の不可視File

 昨年の展覧会の様子をようやくWebにUpした。 予想以上に手間取ったのは、このさい2ヶ所のプロバイダに振り分けていたページを .Macにまとめてしまおうと引っ越し作業をしたから。 「.Macもデフォルトで容量が500MBになったことだし....」と思ってやりはじめたが、 ヘッダの整理、それにともなうCSSの整理などなど。 作品のサイズもミリ表示に統一するなど、目立たないけれども細かく面倒な作業が大量にあったというのが言い訳。 取りあえず個人的にはすかっと大掃除&整理ができたと思っている。  先週DVDでごそごそ作業をしているうちに、HDDの使用容量が異常に増えていることが発覚。 あと残り5G!!になっているではないか。 そんなばかな...。 我がMacminiのHDDの総容量は80Gと少ないが、必要なデカファイルは外付け250G君にあるはずでどう考えてもそんなに使用している記憶がない。 どいつがHDDをあっぱくしているんだ?と探すがない....。 「Spotlight」で検索するがそれらしきものはない。当然ごみ箱も空。 おおまかなフォルダごとに使用容量を見ていく限り、どうもVolume直下に不可視ファイルがあるようである。 つまりフォルダ全ての合計とHDD使用容量の合計が40G以上計算が合わない。 問題はそれをどうするか....。 「ディスクユーティリティ」も効果なし。 「OnyX」でメンテナンスもだめ。 こまったこまった...で、結局「TinkerTool」で不可視ファイルが可視化できることがわかりダウンロード。 ...しかししかし、そのときにひらめいたのでした!「TinkerTool」は使う必要がない....!!!。 灯台下暗しというかまだまだOSXをつかえていないなと思いましたね。 メニューの「Finer<移動<フォルダへ移動...」で移動場所に「/Volumes」とタイプ。 すると....ありました!!!ありました!!! 40Gの.imgファイルが。  MacでDVDをいろいろといじっておられる方は、ときどきここをのぞくことをお勧めします。 エンコード等々作業で知らぬ間にあちらの世界に行ってしまう場合があるようです。  思えば、古きMacOS9ならリソース以外はすべてのFileは見えたし、100歩ゆずってOS9でブートできる機種なら、OS9のファインダーごしに問題のファイルは発見できたのだなぁ....  それにしてもOSXデフォルト搭載の「ディスクユーティリティ」、Freeの「OneX」・「TinkerTool」はとっても優れたメンテナンスツールだということがわかった。 ディスクユーティリティはアクセス権修復で月一で使うぐらいだったけど...ノートン先生はOSXにかぎって必要ない気がする。

060210 今日聴いたCD「Changing Places/Tord Gustavsen」
 このところリオのカーニバルの時期なので、個人的にBossaなサウダージ気分の日々ですが、 今日はこの静かなやつで。  最近HMVのサイトから注文しました。 大好きなドイツECMレーベル。 ピアノトリオです。 ....静かで美しい作品です。

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ぼやんとしている

寒さが断続的にやってくる今年の冬である。 ぼやんとしているともうすぐ1月も終わるのである。 目当てのCDがなかなか見つからなかったりしたので、思い切って数年ぶりにCDの棚を整理した。 画像はこれからふってくる雪の日と棚。 

060126_2 060126_1

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ぬるりと気温上昇

 昨日は雨。少し気温が上がったようだがしっかり冬である。 仕事場のWindowsのマザーボードがクラッシュしてしまい、iMacCRTで仕事。プリンタサーバに入れないので、USB直結。 けれども我がiMac、そこそこのスピードでIllustrator10.0が使えるので、まだまだやるな...と言う感じ。 OSは10.4.4。 難点はモニタが狭いこと。ツールウインドなどでスクロールしながらの作業はやっぱりきつい。 自宅のこの17inchの液晶は少しのことだけれどもとても快適な気がする。  リビングの書棚を整理して空いたスペースに画集など整理するが、やっぱり狭いわが家なのである。  HMVから注文の商品がまだ確保出来ていないとのMail。 ...そうだろうなあ、「Concord On A Summer Night/Dave Brubeck」。 やっぱりこの頃のJazzは品薄なんだろうなぁ...。 「TakeFive」にしては異端な演奏だけれども、この80年代のフュージョンじゃないJazzのなんというか音の雰囲気が欲しいのです。 共感してくれる人は少ないかも...。

060115 <今日聴いたCD> 「Thelonious Himself / Thelonious Monk」(VICJ-2116) 今日はめったに聴かないモンクを。
「'Round Midnight」はMilesのもいいけど、こっちもやっぱりいい。 「Monks Mood」でコルトレーンのテナーと共奏している。コルトレーンまであの朴訥シンプルJazzになっているのがおもしろい。 Monkを聴いていると必ず思い出すのがTomWaits。 これって変かなぁ....。

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Confessions on a Dance Floor

060107_2  さきほどから聴いている「Confessions on a Dance Floor/Madonna」そうマドンナ。 昨年11月に発売されたアルバム。 これがなかなかいい。というか極上のPop。 めったにこの手のPop作品はとおして聴こうという気がしないのだけれども、 Enyaの自己模倣な新譜なんかよりも、とってもとんがった音なのだ。  やっぱりやるなあ、この人一人の力ではないのだけれども、アメリカンポップスの底力というか。 一言で語るのは難しいが、遠近感のある音づくり、打ち込みとサンプリングの精緻さ。 基本的にBackはピコピコ、ドスンドスン、ビシャビシャ、ツクツゥツクツゥというリズムにヒヤーンヒャン、フオーン、シロンシロンなシンセ。 こういってしまうとよくある音づくりだが、そこがちょい違う。 なにしろメロディーラインのキャッチーさと反比例する凝った音づくりがすごいです。  昔のPinkFloydやYesといったプログレッシヴ・ロックのファンが聴いたらびっくりするだろうな...と言う感じ。  ディストーションのかかったギター&ジェフ・リン風キーボードに、デジタル処理でいじっているVocalをディレイでかぶせていく、フェイドアウトが消えないうちに次の曲の前奏のシンフォニーサウンドにかぶせていくあたりやってくれる。 ハーモニーはデジタルで多分ピッチをコントロールしているんだろうけど、その厚さには脱帽。 エンジニアは誰なんだろう。 この作品は、それらの手法を「Popアルバム」ということで軽々と超えているところ。 とりあえず「捨て曲」なし。 10曲目のコーランのようなものをうまく使った「Isaac」がとても気に入りました。  こんな音をさらっと作ってしまうアメリカンミュージックの現場というのは本当にやるなあ...。  ちょっと興奮気味であるが、案外室内スピーカーでは平坦かもしれないが、MP3プレイヤーからヘッドフォンで聴く限りぶっとび音である事は確か。  これはやっぱり売れるんだろうなあ。  ...だまされたと思って、ちょっと聴いてみっ。

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昨日は大阪・神戸そして今日は堀川丸太町

 昨日は午後から大阪神戸方面へ。
梅田から徒歩で国立国際美術館、「もの派再考」展。
概念的な理屈が先行しがちだが、しっかりと作品を見ること・感じることで得るものは予想以上に大きい。
美術館というハコの中だが、それを越えてもなお輝くものがあり、もの派と言われた作家たちの後の作品展開にも現れている気がする。

それは「アクション」という分かりやすすぎる言葉にまとめられていたジャクスン・ポロックの作品が、スキャンダラスな「行為」以上に絵画としての質が評価され丁寧な検証がなされ、見えてくるものがあるのと同様に...。

 だから、常々思っているが、社会批評から美術批評を立ち上げるのではなく、作品のマクロで視覚的な検証から社会へと展開していくのが本筋なのだろう。
絵画作品については特にこのことが今後重要になると思う。
例えば作品資料から、簡単に「明快」にまとめ上げることで語られる美術批評の「あいまいさ」についてもっと考えなければならないのだろう。
キュレータ・批評家と呼ばれる人たちがどれだけ丁寧に現物の作品を目にしているのだろうか?

 そういう意味で作家はとても弱い立場なのかもしれない。
「言語」というコミュニケーションのフィールドでは、「言語」で作品が語られ、「言語」が享受され認識されるのである。情報インフラが先行すればその加速度は増す。
作品の現前性なしに語られるフィールドは以外に作家不在・作品不在である。

 作家としては、言語を超えたり、すり抜けたり、言語にしみ込んだりする作品を...。
その得体の知れないところに多く、作ることへの衝動があるとおもうし、一生続く作品制作のマラソンには必要不可欠な酸素である気がするのだ。

 ...そんなことを考えた。

「もの派」の後、信濃橋近辺、老松通り近辺とギャラリーを巡る。
そして、神戸のギャラリー夢創館へ。
小杉+安藤さんの展覧会。
インタラクティヴな装置。
当日は凍りつきそうな空気の天候だった。
作品はコンピュータ制御だが、語られる内容はとても身近で深みがある。
だから暗やみからライトに浮かび上がるプロペラの、ことんことんと回る姿は切なく美しい。
 とてもいい展覧会で神戸まできて良かったと思った。
失礼を承知でいえば、「やっぱり、うまいよなぁ。」


 うってかわって今日は夕刻、閉館時間に石田大成社ホールへ。
塩崎優さんの絵画。溶けるようなあるいは溶けていくような動物や風景。
水彩作品ばかりだったので筆致や作画のモチベーションがストレートに見えるのが興味深かった。
同ホールのキュレータFさんと作家の塩崎さんと絵画について興味深い話などをしばらく。

 最終日の観客、迷惑をかけてしまいましたがごめんなさい。
 ここは、はじめて訪れたけれど、空間も広く、小品と対比させたりして、最近の私のスタイル横長デカ画面など並べたら面白そうだぞと、帰りのバスの中空想した。

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新しい表紙を

 

WebSiteをとりあえず新しい表紙にしてみた。
051212 ロールオーバーをFlashで書いていたのだがJavascriptなども使わず(使いたくても書くことの出来ない実力)シンプルにCSSだけで勝負。 細かなスペーシングもCSSで書いてみた。 作品のディテイル画像を使ってみたが、可能な限り解像度を落としてbackgroundで配置。 位置はTopとleftにFloatさせた。 全体のレイアウトが左寄せのイメージ。  問題のサイト・ナビゲーションのロールオーバーは可読性ぎりぎりかな? 万が一読みにくくてもユーザ側ブラウザでテキストサイズを拡大可能である。  先月の展覧会画像も今後Up予定。  明日は国立国際美術館(「もの派再考」)、大阪市内ギャラリー、神戸夢創館(小杉+安藤さん)とハードスケジュールな展覧会見学予定。 iPodを充電しておかないとな...。

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寒い日

 寒い日が続いている。キース・ジャレットを聴いた。
作品の写真ラベルなどを作る。
Windowsのモニタはとっても目が疲れる。
この自宅MacMini用に使っているI-O Dataの液晶を見るとほっとする。

帰宅のバスで座ると寝てしまう弛緩な日々、今日この頃...。
特に疲れていないけど、どこか疲れているのかも。

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青墨

 今朝は降雪のためバスは満員。
ジャリッとした感じの雪。四条あたりは普通の雨だった。
京都はちょっとした南北でも気候が大きく変わる。

 青墨でドローイングというか、白黒遊びをしていると面白い。
青墨といっても簡単な墨汁を使ったもの。
けれども墨の一回性は手ごわい。

 プラクティスとそれを越えた刹那。
いわゆるペインティングとは全く違うフィールドにある「絵画」である。

 前と後ろ。時間。

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週明け寒波到来寒い眠い寒い眠い

 寒い寒い寒い。なんと九州でも雪が降っているそうではないか。
ここ京都では雪はちらつく程度でしたが、ビアホールの一杯目の「キンキン薄霜中生ジョッキ」のような静けさとひえひえ感あふれる一日だった。
 朝など(7時ごろ自宅を出るのだが、)頭が痛くなる感じの久々の冷え冷え感。
バスに乗り込んでも、なかなか良く冷えていて寒い寒い。

 大阪の国立国際美術館の「プーシキン美術館」の案内をみた。
...と言うことは「もの派再考」も終了が近いぞ。
神戸の夢創館(だったかな...)で開催中の小杉+安藤さんの展覧会にも行かねば。
来週当たり大阪・神戸とハードな美術館巡りを敢行する予定。

 昨夜TVのドキュメンタリを見ていて夜更かし。
今日は一日眠い眠い眠い。
お仕事で、我がままなブラウザWindowsIEに、正常に表示させるCSSをあれこれやっているうち、突如睡魔に襲われたりした。
それにしても、WinのInternet Explorerはbugが散見。
みんな早く、NetscapeとかFirefoxに乗り換えてくれないかな...などと泣き言を言っていてもしょうがない。
 画像をフローティングさせても次の段落にボーダーを設定したらうまくテキストが回り込んでくれない。CSSの理屈では回るはずなのに。NetscapeでもFirefoxでもSafariでも回り込んでくれる。
IEだけなのだ....。
ここで弱気にテーブルでレイアウトしたりするのは絶対にやりたくない...。

 そんなデジタルな悩みは帰宅中の時雨で吹っ飛んでしまった。
スイッチ、スイッチ...。

....おやすみなさい....。

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週末

 どんよりとした低い空の下、午後から少し時雨れた。
思えば今週は長い一週間であった。

 家の掃除などでストレスを発散する。
ユニットバスのバスタブの横のカバーを外すと、予想通りの汚れ。
丁寧に水あかを取りのぞいた。これで今年の大掃除第一回終了。
今年の大掃除は第何回までやろうか。

 これからの作品について、いくらかメモする。
簡単なドローイングも。
こんなドローイングは私の場合、作品に直結するのではなく、
なんというか視覚のストレッチ(そんなものがあるかどうか...)のような感じ。
ドローイングで「あれっ?」と気になるものを作品化しても、ほとんど失敗してしまうのが不思議だ。
計算しながら描いていくことに、時間を多くとられ、とても疲れてしまうのだ。


 展覧会の焼き増し写真も良い感じに仕上がってきた。
WebSiteにもアップしないといけないが...。

 今夜はぶらっと近所のJazzBarに行く予定。
一人で出かけて、いくつかLPを聴かせてもらうだけ。

さて何が聴けるかな。

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作品の写真

4×5のポジ以外に35mmのネガで撮影してもらっていたものを昨日プリントに出した。
比較的コンディションの良いDPEが知らないあいだに接骨医院になってしまっていたので、近所にあるDPEに出すことに。
予想外に良いコンディションでこれからも使えそうなDPEで安心した。
ギャラリーに持っていくための2Lサイズ等の焼き増し追加オーダー。

 それにしても本当に写真写りの悪い作品達。
今年の作品は樹脂分多い油彩面がテカるわけで、素人の私などには何とも手に負えない作品達だったが、取りあえず記録として残せたので一安心した。
 作品のdetailも35mmネガで押さえてもらったが、色の出方などさすがはプロである。
撮影がしっかりしていないと当然いくらいいプリントでもだめなのはあたりまえ。
撮影していただいた森下さんに感謝。

 今週は仕事でずーっとWindows君の相手で右ひじが痛む。
展覧会前に仕事をため込んでしまっていたので仕方がないとはいえ...。

 ...今日はここまで。

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今日は誕生日。Jackson Browneのことなど。

 佐川とのやり取りは疲れてしまったが、なんとかこちらの意向を理解したようだが...。 で、頼んでいたCDが今日届いた。

051201 「Solo Acoustic Vol.1/Jackson Browne」である。
タイトルどおりBackBandなしのアコースティック、デビュー前からの曲も含めてのLive録音である。 90年代に入ってしっかりと彼の作品は聴いていなかった。 今回長年の古巣であったエレクトラを離れ、自らのインディーズレーベルからの再出発。 あらためて聞き直してみると、やはりきちんとメッセージがあり、共感できるものばかりであった。 青春の思い出的な曲(「These Days」)もあるが、米国の外交政策に対する批判(「Lives in the Balance」、「Looking East」)や生きていくことの険しさ、あるいは美しさ(「For Everyman」、「The Pretender」)がシンプルなギターとピアノだからこそ輝いて心に染みる。 また幻の名作「The Bird of St.Marks」は特に美しい曲だ MCをはさんでの8曲目「ForEveryman」で彼はこう歌う。

ここでエヴリマンが現れるのを待ってる やれると思うなら君は自分一人でやってみればいい どこか行くところがあるというなら、それも了解さ ここでエヴリマンがやって来るのを待っている 彼がほんとうに現れるかどうかにぼくに聞かないで ぼくにだってわからないのだから 歌詞対訳:中川五郎

こうして日々に向かっていくこと。 悲しさや苦しみに向き合うこと。 そして作り続けること。 そんなことをあらためて思う44才だった。 JacksonBrowneのWebSite 試聴できます。

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「ギャラリー巡り」や「佐川メール便の不具合」など気分の良いこと・悪いこと

 今日は夕刻、河原町通りから西に向かってギャラリーを回った。
知人でもある國松さんの陶芸の展覧会をギャラリーマロニエで。
イタリアへ何度も足を運ばれているだけあって、ブルーがとっても美しい作品。
本をモチーフに夢の地中海の青い海が浮かんでいるオブシェ。
開いた本のなかに海岸があったり船があったり、遺跡のかけらのようなものも見える。
私が大好きなギリシャの夏にも通ずる夢のような「風景オブジェ」がギャラリーに点在したいた。
とてもいい展覧会でした。

 その後寺町の画廊数軒をのぞいて、三条通を烏丸まで西へ。
このあたりは最近おしゃれなお店が増えてどんどん街の雰囲気が変わって、京都で最も勢いのある場所なのかもしれない。
気がついたら空気がキリリと冬に変わっていた。

 夜、佐川急便にクレームの電話をする。Amazonの商品(メール便)が届かないという内容。
明らかにうちのマンション担当の配達人が、いい加減ですぐに持ち帰って配送先(千葉県?)に返してしまっている模様。先月も同じことがあり2度目。
前回はAmazonにクレームして同じ商品が2つ届いて一つを送り返すという面度なことをした。

 今回はAmazonよりも佐川に問題ありとみて、今回は佐川の地区担当に直接Tel。
予想通りのことが起きている模様。
理由は「オートロックのマンションなので、配達人が配達不能と...」
たしかにオートロックだが、ポストは外にある(あたりまえ)。
管理人もいる。
宅配ボックスも外にある。(ここ数週間空きが多い状況)
「配達できません電話」無し。
伝言メモもなし。
そもそも担当が配達するつもりが無いのだ。
いくらメール便でもつもりが無ければ、荷物は一生うちには届かない。

今夜は数度、紳士的に、電話口でどなった。
今回は徹底的に戦うつもり。

明日さらにしきりなおしになっている。

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展覧会終了

 長いようで短かった会期だったが無事終了。 搬出も手伝ってもらって滞りなく終えた。 来場いただいた方、ゆっくりしてもらえなかったり、お会いできなかったり申し訳ないことをしました。 そして、遠方から応援いただいている皆さん、ありがとう。 新しい人との出会いがたくさんあり充実した会期でした。 毎年のことながらたくさんの人にお世話になったり迷惑をかけたり、いろんな人に感謝する日々でもありました。  いろんな意味で今年の展覧会での収穫は、例年になく大きいような気がしています。 昨年あたりから年内制作スタートが板についてきましたが、今年も勢いがあるうちに、 そして失速しないように、無理をしないように...。 来年の展覧会でその成果を発表できればと考えています。

051126 ■聴いたCD 「New Moon Daughter/Cassandra Wilson」
heavyな「奇妙な果実」から始まるBlueNoteの歌姫カサンドラ・ウィルスンのデビュー作。 もう、10年近く前になるんだな。 今日は10曲目の「A Little Warm Death」と「Harvest Moon」を聴くために。 ああ..最後の曲は「MoonRiver」だったな、そうそう... また明日から。

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眠いぞ

 眠い眠い。 昨夜目覚まし時計を30分遅く間違えてセットしたようで朝大慌て。 ボヤンとした頭でバスに乗り込んだのでした。  一日お仕事で会場を離れた。 さきほどMailをチェックしたら来客があったようだ。 ごめんなさい。  朝夕はかなり冷え込む晩秋である。 ハナミズキの紅葉の赤がまぶしい。 会期も残すところ2日になった。
051124 ■今日聴いたCD「Harlem Blues/Phineas Newborn Jr.」 (VICJ-60065)
フィニアス・ニューボーンのpianoとBassがレイ・ブラウン、drumsはエルヴィン・ジョーンズのトリオ。 1969年2月、ロスでの録音。 とても熱くブルージーなピアノ。食後の濃いカプチーノというには失礼? でも熱い割にリラックスさせてくれる。 5曲目、スタンダードの名曲「ステラ・バイ・スターライト」は情に流されすぎずしっかりと歌っていてかといって泥臭くないソウルフルさ。 pianoソロが終わって、リズムが入ってくるとさらにいい。 エルヴィンのフリーを卒業した、シンバルのバシャバシャ音も味になる。 6曲目「Tenderly」の頭のレイ・ブラウンの長いbassソロ(曲の半分以上)もとってもいい。 ラスト、ホレース・シルバーの曲「Cookin' at The Continental」はぶっ飛ばしてくれる。 ...ちょっと疲れが回復したかもしれない。

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時は流れゆく

 今日は月曜日。ギャラリーはお休み。 美術批評家の「東野芳明」氏が亡くなられた。近年著作活動は無かったものの(長く療養されていたそうです)、わが家の書棚には、氏の著作「現代美術-ポロック以後」、「ジャスパー・ジョーンズ」「ロビンソン夫人と現代美術」が並ぶ。 学生時代、現代美術の入門者の私にとっては多くのことを学ばせてもらったテキスト達の一つ一つである。 氏は日本にとっての現代美術(呼び方にはいろいろと論議の余地があろうが)の立ち上げ、あるいは考察に大きな功績を残された方である。 (...そういえば、一昨日夕刻には同じく批評家の針生さんがお一人でギャラリーにこられた。) 思えば批評活動という仕事をきっちり残しておられる書き手が少なくなった気がするのは気のせいだろうか。 時は容赦なく不可逆を刻み続ける。 そういう意味で時間は、生身の、生きるものにとって、過酷な川の流れである。  ご冥福をお祈りします。

051121  ■今日聴いたCD「After The Requiem/Gavin Bryars」(ECM1424 847 537-2)  Bill Frisellのフィードバックのかかったギターが弦楽器と絡み合いながらさらさらと流れていく。 ジャケットとともに美しい1990年の録音。

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週末

 昨日は展覧会場につめていた。 作品を前にして、作り続けている時間とは違う時間が淡々と流れていく。 いろんな人と作品について、あるいはまつわる話、その他雑談について交流する間にいろんな作品への思いが沸き上がってくる。 言語というメディアのシャワーに作品をくぐらせることが、「発表する」こと。 私の中では「絵画」と「言語」というメディアは、いろんな場面ですり寄りながら、相反しながらスパイラルを駆け上がっている。 視覚と身体のボーダーを越える無意識に潜っていくために、或いは意識の彼方から絵画を走査するめに。 会期半ば。今後の方向への実感を得つつある。
051119   ■聴いたCD   「The Out-of-Towners/KeithJarrett,GaryPeacpck,JackDeJohnette」ECM(UCCE-1045)

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厳戒態勢の展覧会二日目

 午後ギャラリーに行くと例のブッシュ厳戒態勢。
なにせ世界で最も多くの人たちに命を狙われている人物だからなあ...。
岡崎近辺は東北方面の警察の警戒体制。
今日の立ち番は秋田県警。
午後3時を過ぎるとギャラリー前を徒歩でさえ北上出来ない体制に。
地元の人たちでさえストップさせられている。

...外国のプレスの団体が乗ったバスが京都会館方面に北上した。
ついに仁王門通りに近いギャラリーに来るにも警官に声をかけられる体制になった。

そんな様子を逐一2階にあるギャラリーから高みの見物。

午後4時に警戒解除になった。
京都会館で何かイベントがあったらしい。
この京都観光ハイシーズンに迷惑な感じ。

作品の撮影は5時半あたりから開始。
やはり...というかライティングをかなり工夫してもらっても表面がテカる。

今日は作家の中塚さん、横浜トリエンナーレ出品中の池水さんが来られました。
あ、中塚さんの赤ワインとても美味しかったです。
ごちそうさまでした。

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展覧会初日

今日はゆっくりとした展覧会初日でした。昼間のギャラリーと陽が陰ってからのギャラリーと作品の色がかなり変化するということがわかりました。直接太陽光は入らないのですが...。
 ギャラリーの周りはブッシュ君絡みの警備がとっても厳重。
京都会館で明日の午後何かあるらしいとのこと。
岩手県警の皆さんが2時間交代でギャラリー前の疎水のかどで、ジュラルミンのタテとともに終日立っていました。
空でも終日ヘリの爆音が。こんなに物々しい京都は初めてです。
今晩は徹夜警備なのでしょうか。

 明日の午後早くに予定していた、作品の撮影は夕刻に延期してもらいました。

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寒い朝だった

今朝は冷えていた。
ついにわが家もストーブを登場させた。
どんどん秋が深まる。

ブッシュ君のおかげで京都の町は大変だ。
「警視庁のパトカー」まで走るわ、ヘリはバラバラ飛ぶわ...。

うって変わって明日がいよいよ展覧会のオープニング。
街中は厳戒態勢なのである。
ひよっとして「バスも遅延」なのである。
けれども私の展覧会は予定通り始まるのである。

さきほどまで芳名録の修正版など最後の詰めの準備など。

毎年、何度経験してもドキドキの「小学生遠足の前夜」なのである。
何度もおやつを入れたり出したり、「カルミン」はリュックの前ポケット、チョコビートはすぐ溶けて悲惨なことになるので、弁当から離す。
ロッテのフルーツガムはすぐに味が無くなるけど、遠足には欠かせないイエローなパッケージ...。
展覧会にはおやつは持っていかないが、この気分はもう20回を越えることになる。

...皆さま会場でお会いできるのを楽しみにしています。

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準備完了

昨夜ギャラリーへ作品を搬入した。
梱包作業は金曜の夜からはじめていたが、大きい作品の梱包だけでほぼ一日かかってしまった。
ロールで買ったエアキャップとクラフト紙がごっそり消費された。

例年のごとく1/20のギャラリーの模型で壁面のレイアウトをシュミレーションしていたが、やっぱり現実の壁面に展示してみると点数が多く窮屈に感じられたりする。
現場でいろいろと調整する。

午後7時から作業を始めて9時には無事終了。
搬入を手伝ってくれた友人とギャラリーの近くに今年の夏オープンした居酒屋「美味旬菜 あいそ」へ。
カウンターが8人分とテーブルが一つ。座敷もあるようだった。
まずは、レーベンブロイで乾杯。切りきりと冷たいビールがのどにしみる。
その後、麦焼酎を。
オン・ザ・ロックのグラスは沖縄の琉球ガラスだった。
ヒマラヤの塩(ヒマラヤが海だった頃の岩塩らしい)をかけただけのトマトが美味しかった。
少しピンクがかった色で硫黄の香りがした。

今年の会期は長い。火曜日スタート。がんばろう。

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バランスを

 先週末は土日とも出勤。 今週土曜日に展覧会の搬入を控え、休日出勤は精神不安定な感じ。 心と脳はひたすらアナログでビジュアルな部分で日々働こうとしているのでバランスが難しい。
051107  「CSS完全ガイド」という本が手に入った。Webページのデザインに必要なCSS(Cascading Style Sheets)の仕様書を基にした解説書である。デジタルな内容である。けれども最終的にはwebデザインのためのものなので、ビジュアルなCSSなのである。 「セレクタの詳細度」を想定しながら間抜けな頭でパズルする。 そのあと自分の作品を眺めるとすかんと描くべきことが見えてきたりするのです。 ...こんなバランスな日々である。 (...けれども、日曜日の夜はなんとも集中できず、小品のフックづくりや搬入用の工具の整理などで時間の大半を費やしてしまった。)

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雨の日は

 雨音で6時すぎに目が覚めた。うつらうつらと週末のあさのまどろみ。
そとでは肌寒い雨がけっこう本気で降っていたのだった。
完ぺきな体調回復には今だ至らず。 運送トラックは手配完了。 なんとか自作の額は7点分すべて完成。サムホール、P3、M3用のものである。 額作りで、夜半に紙やすりがけ等していると頭の芯がぼんやりとしてきた。 仕上げにつや消しニスを塗ってみたが、つけ消しとはいえ光沢のある薄い黄色。気に入らず却下。 「少しブリーチしたぐらいのホワイトつや消し」にどうしてもこだわりたいので...。職人作業は一段落。 作品のつめにかかる。 一昨日味見のつもりで買った、限定版「キリンの一番搾りとれたてホップ」が抜群にうまかったので夕刻さらに6本購入。 近所のダイエー(サカエ)で買ったのだが、「ホークス応援ありがとうセール」だった。 BGM「われらーーの♪われらのぉー♪ダイエーーホークスー」だったのが、 「われらーーの♪われらのぉー♪ソフトバンクスホークスー」ととっても字余りな歌に代わっていた。思わず、お総菜売り場で立ち止まってききこんでしまったのだった。 それにしても、このビールひっさびさにうまいビールだ。 今日はハービー・ハンコックの新譜を手に入れて聴いたが、感想は後日。 ...スティング、ジョン・メイヤー、アン・レノックス、サンタナなどとのコラボレーション。 ハンコックの良さより、ジャズというコンテクストのなかで、うまくゲストミュージシャンが演じているという印象。 作品としてはやや散漫な感じ...ってきっちり感想を述べてしまった。 でもジョン・メイヤーとアン・レノックスはなかなかやるぞ..と言う感じ。 iTunesMusicStoreでダウンロード単発買いしたほうがいいかも。

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ストイックで腰痛な日々

 今日はたくさんの絵画を見た。
 先週の週末日曜日の腰痛からもうすぐ一週間。
少しずつ確実に良くなってはいるが、まだ完全な復調とはいえない状態。我ながら何とも情けない体である。
週末の夜になると、でかけていたBarもひと月近く欠席が続いている。
この状況の原因は、飲むということに関して昔ほど情熱が亡くなってきたオヤジなのか、純粋に求めるべきものに興味が収斂していっているのだろうか、それとも日々の時の流れにあまりにも振り回されているせいなのか。

いずれにしても今日の午後は東山界隈をみてまわった。
はじめに知人たちが出品している「新制作展」。(京都市美術館にて)絵画絵画絵画の怒濤の展示でなんとなく疲れたのが正直なところ。一点一点から公募展出品の情熱やギリギリとした感じの「落ちるか、負けるか、これでもか」的オーラが腰に響くのである...。

次にお向かいの国立近代美術館へ。「堂本尚郎 展」。これがなかなか良かった。
アンフォルメルから規則的な抽象、そして非構成的な抽象への流れはすとんと心の底に落ちた感じ。作家としての清々しい生き様を見せてもらった気がする。
今年制作の作品がとてもよかった。白いキャンバスにステイニング(厳密な意味でのしみ込みではないが)でライトグリーンのシミ。中サイズのキャンバス数点が壁面に美しく配置されていた。絵画でありながらなにか突き抜けていく強さと空間に響いていく美しさを感じた。
その後、三条通を東へ「ギャラリーSUZUKI」、そしてNIJIの岩村伸一さんの展覧会へ。岩村さんの淡々と塗りにこだわる一種原初的な絵画のアプローチに心が動く。さらに仕上げはGalerie16で。 岸田良子さんの地図シリーズ。岸田さんは不在だったが、相変わらず淡々と世界地図をサンプリングし続ける姿の真摯さと心地よいカラーリングが「現実世界」 と、「記号化され提示される世界」が頭の中でふわりと漂う。現実というのはなになのか、日々の認識の対象ははたして現実なのだろうか...。

帰りの市バスの中でうたた寝をしてしまったが、急ブレーキが腰に響いて目が覚めた。秋の空気にふれながら、調子に乗って歩いたのがいけなかったのか...。しかし気分はスカッとした。

...そうそう、メインのWebSiteの方大幅に更新してみました。ざっくりと切って作品中心にしてみました。

051021 ■今日聴いたCD 「インプレッションズ/ウエス・モンゴメリ」
歩きながらiPodでずっと聴いていた。編集もの2枚組だが、選曲の流れは抜群。ジミー・スミスとの共演作がとってもウォーキング向きです。ノリノリです

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終戦記念日

 曇天の60年目。 一年間でなんともいえない自分自身のアイデンティティの深さと重さを感じる日。  一方で依然私たちの世代の一部で、いつまで自虐的な戦争史観を持ち続けるのかという意見も多くある。 どんな状況であれ、周りがどう思おうと、沖縄でチビチリガマの前に立ったときに感じたあの思いは、自分自身のエネルギーになっているし、それは負のエネルギーであると同時に、正のエネルギーでもある。  事実を忘却するのではなく向かい続けることは、私の場合は主に第三者と自分自身の関係に求められるのではなく、自分自身の生き方の問題である。  そういう意味では誰かが、過去・現在・あるいはこれから起こる戦争をどう正当化しようと勝手なのかもしれない。 けれども、ひとりの人間として、私は否定し続けて生きていきたい。  それは私の生き方だし、そのことと例えば美しい音楽を聴くこと、遠く旅をして風景や空気に心を動かされること、作品を作り続けることは全く等価であるはず。
050815  だから絵画作品においても、ポリティカルな手法で直接的な表現を開示していくことより、 しっかりと平面であることにこだわり続けたい。 メタ絵画方面には滑り出ていきたくはないな...とあらためて思った。

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150F

 昨日から150Fの準備にかかる。 昨日から今日にかけてほぼ終日アトリエで作業。 150Fを横位置で設置するため、狭いアトリエを少し模様替え。 ...というかベニヤ一枚分の物置スペースの高さを8センチほど上げた。 狭いアトリエでやりくりするのはたいへんだ。 14号のブラシも少し追加購入。 ニュートンのトランスペアレント・ホワイトも購入。 今年はOilをたくさん使うことになりそうな気配。

050809 ■今日聴いたCD 「Beautiful Tomorrow/ Blue Six」(AWS11115-2)

好きなレーベルNakidから。打ち込みのここちよいノリ。







P.S  そういえば6日Buena Vista Social Club のイブライム・フェレールが亡くなった。 78才。ちょうど聴きたいなと思っていたところ。虫の知らせか。

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アーチトップへの夢

知人からギター職人の本を借りた。
リンダ・マンザーの「森の中からJazzが聞こえる」菊池淳子訳編(フィルムアート社刊)である。
パット・メセニーのギターをカスタムメイドで制作する女性である。
内容はインタビュー形式なので2時間ほどで、するする読んでしまった。
興味深かったのは、流木や倒木からギターを作ること。生き物としてのギターの話。
さらに共感したのが彼女のアルチザンとしての真摯な生き方。勇気をもらった感じがする。
アーチストであってもこんな生き方はとても魅力的だなと思った。

やっぱりフラットトップのマーチン等より、一生に一本、自分の気に入ったアーチトップ・ギターを持ちたいなと思いました。
(...マーチンだって持ってないけどね。)
しっかりと足下に地面を感じながら前をみつめて生きていくこと。
このことは、あたりまえのようだけれども日々の雑事や環境で見えなくなりがちなことだな...と思った。

ウルトラマリンのテンペラにさらにミネラルバイオレット。
チタニウムばかりではなく、ジンク・ホワイトもけっこう使い方によるとおもしろいかなと思うがどうか。
ラウニーのチューブ入りテンペラでそう感じた。
...けどジンクは水を含ませる段階でしっかりこねないと粒々が結構残残るのだなあ..これが。

洗浄液を定番から変えてみたら目からうろこの心地よい片づき方。
なんでもっと早く変えなかったんだろう。

そうそう、ついに私のところにも来ました。「井川 りかこ」からのメール。
彼女はスパムメールとしては有名なようですね。(Googleとかで検索したら有名人です)
みなさんひっかからないようにね。

050716 ■今日聴いた CD「 Noctuenes:Chopin/ Vladimir Ashkenazy」FOOL-23033
アシュケナージのノクターン。

朝、アトリエで仕事中気分が良かったのでなぜがノクターン。 有名な録音だけれど、数少ない私のClassicCollectionのなかでもよく聴くCD。 ...今年の展覧会の方向についての迷いがふっ切れたので。
 写真のミネラルバイオレット、ピンクぽく見えるな...。

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OSAKAやOASISなど

 6月に入ってすぐ、大阪の国立国際美術館へゴッホを見に行った。仕事のすき間のダッシュ。平日だったせいかゆっくり覧ることができた。
ゴッホはやはり秀逸なカラーリストぶり。というか質のいい絵の具使っていたんだと思う。とっても発色がいい。
かなりの厚塗りなのに大きなクラッキングなどが目立たない。(入念な修復がされているのだろうか)
ゴッホ、ゴッホとみんなありがたがるので、あまのじゃくの私は斜め上方から見たが、やっぱりいいものはいい。黄色い家の風景画(ゴーギャンと暮らした)と「夜のカフェ」が良かった。 覧ていても飽きない、いや自宅に欲しい一点である。
それにしても、あの明るい照明、かなり無理してるんではないだろうか。見るほうにとってはありがたいけど...。
同時開催の「シュテファン・バルケンホール」の彩色木彫群がとても良かった。現役のドイツの作家だが表現がスコーンと突き抜けている感じで、モチーフ(主に人体、頭等)に現代性を感じる。
さらにそれらが荒いカービングによる材質感の強調とラフな着色で、表現を一歩フェイクしている感じで、面白悲しい感じが伝わってくる。

 その足で大阪港のギャラリーCASOヘ。ウォーターフロント(懐かしい響き)で倉庫を改造した天井が高いギャラリー。
ゴッホを見た後か、照明の明るさがもう少し欲しいなと思ったのだが...。
CASOでは杉本さんの絵画の展覧会を観た。相変わらずパワフルな画面。会場が会場だけに作品の高密度な作りがよくも悪くも気になった。

 それにしても梅田-肥後橋-本町-梅田とがんがん歩いたのでちょっと疲れた。

050613 ■今日聴いたCD「 Don't Believe The Truth/ Oasis」(2005年5月発表)
OASISの新譜。
フラフラと買ってしまったRockおやじであった。
レジをすませると店員が「そちらのワゴンでRockの名盤を販売しております」だと。
バーロ...イーグルスにレッド・ツェッペリン、ニールヤング...人をおやじ扱いしやがって。
今買ったん「OASIS」やん。サマ・ソニに来る現役バンドやぞ。
...けど、「ColdPlay」でなかったところがすでにおやじ?
40代実年齢ではなく、30代に見られたか?と密かに喜んだりした。
「へぇーーぃい、らぃらぁあ.....」と。(3曲目Lylaより)。


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腱鞘炎?

 梢を流れていく風。
050522 『琵琶湖のとある公園で、上を見上げて』の図 ...右ひじが痛む。
マウスを持つと痛む。
パソコンに向かうのが少々苦痛。一月以上異常が続いている。
2号の画面にウルトラマリンでグランドなど。
そこから、底から、フォルムを起こしていく。

■今日聴いた CD「Tabula Rasa/Arvo Part」(POCJ-1974)
吸い込まれる青。パラパラとギリシャの海を特集した雑誌を眺めた。
BGMのアルヴォ・ペルトは重く深い音。
『ベンジャミン・ブリテンへの追悼歌』と『タブラ・ラサ』が聴きたかったので...。 アルヴォ・ペルトはエストニア生まれ。タリンで育ったらしい

この音の重さと、ギリシャのヘビーな夏空の青は近いところにある。
  ...今度ギリシャに行くときは、クレタ島を中心にしよう。




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葉桜

 オプティカル・マウスを使ってるとカーソルがぴんんぴんと飛んでしまうので、マウスパッドを買ってきた。
今までのカーソル、ぴんっっぴんがすっきり
一方、自宅マンションの窓から望む八瀬の山がぶわんと黄緑の木々でおおわれてきた。
京都周辺の山々は保水力の無い杉植林に深くまで覆われているのだが、雑木の山は見ると心が和む。
 植林も数世代にわたる山の管理など大変な労働だが、キリキリとアスファルトの林道が山奥まで整備され尽くされるのを見ると複雑な心境なのは私だけだろうか。
山歩きの最中、そういうアスファルトの林道に数匹の猿が出てきているのを以前見かけたが、出てきているというより林道が奥深く入り込んでいる違和感を感じた。
...ボヤンと眺める山の木々のどこまで道があるのかなと眺める、乾いた空気の心地よい週末である。
ドローイング再開である。

050424 ■今日聴いた CD「 Twenty Something/ Jamie Cullum」(2004年発表)
イギリスの男性JazzVocalの新星。
スタンダード・ナンバーをはじめオリジナルも和む。上手いなあ心地よいなあ...と感じる正しいVocalist
「雨に唄えば」「Old Devil Moon」などちょっとLiveを見たい感じ。
映画『ブリジッド・ジョーンズの日記』の主題歌になっているらしい。







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イメージと...

週末にかけて、今シーズン初めての積雪があった。しんと冷えてくる空気は好きである。
galerie16で安喜万佐子さんの展覧会をみ た。風景がモチーフであるが、そのイメージを消したり立ち起こしたり、視覚の底にある残像やイメージのかけらを再統合していくような画面だった。写真的な イメージと比較すれば、人間の体に染みついている外に対するイメージは、とても偏っており、あたりまえであるが、他の知覚とは峻別することが出来ないもの なのかもしれない。
けれども、イメージとしての平面、絵画は今後も続いていくのである。

050123 ■今日聴いたCD「LUXA / Harold Budd」(ASCD30)
 静かなピアノとシンセサイザー。
ハロルド・バッドは好きな現代音楽家である。
Enoらとのコラボレーションが有名だが、すべての作品に一貫した静謐感がある。
深海や高空をただよう音。
 おとなりは、かつて行ったギリシャ、デロス島で拾った小石。
 下のEzraBrooksの箱が大きすぎ。こちらはバーボン。

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小松さんの展覧会など

 今年の作品写真、4×5のポジからダイレクトでキャビネにプリントしたのが上った。毎年撮影をお願いしている森下さんには感謝。
今回の作品はテカる部分とマットな部分があり、大画面もあり苦労されたとおもう。それでも安定したクオリティの高い写真が上ってくるのはさすが。
...作品データを添付してギャラリーに持っていかなければ。

先週、「16」で小松育美さんの展覧会を見た。会場に入ると、不思議な浮遊感を感じた。ブルーの使い方が展覧会を重ねるごとに深みを増してきて、同時に必然性と説得力のようなものが画面から感じられた。
小松さんと話をしていて、絵画に向かい合うのに、お互いかなり近いところで仕事をしていることを感じた。作品の成立構造やフォルムに対する考え方や、認識 と表現の距離感の保ち方などである。話していて共感できる部分がたくさんあった。どんな批評よりも、作家の言葉としてどすんと響いてくる。

そういえば最近しっかりと響いてくる絵画批評は少ない気がするのは、私の不勉強のせいかな。
必ずしも「わかりやすく」批評する必要はないのだが、なんとなく表面的な部分の最上部やひどい場合は周辺部だけで批評が終わってる気がする。 (具体例をこれと思いつかないのでとっても抽象的な表現だが...。)
「16」の坂上さんとの話、「絵画作品を丁寧にフォローした批評というのは最近見ない。」を思い出した。
批評する側にとっては、逆にコンセプチュアルな仕事は、案外書きやすく、安全で、ビジュアルな部分にどかんと突っ込んでいく絵画作品(平面作品という言葉 は不適当)はとってもリスキーなんだろうな。トリッキーな部分とかポリティカルな部分がコンセプトとしてはっきりと見える作品は、書き手にとっておいしい のかもしれない。
まあ周りのことはともかく、しっかり自分の仕事を進めなければ。

ということで今年も年内スタート。サムホール、P3、M3あたりの細長系(!?)極小キャンバスを地塗をした。ウォーミングアップとしてはまずまず。
ラウニーのチューブ入りエッグ・テンペラを手に入れた。一般のピグメントで自家製したテンペラより細かい感じ。どんな処方になっているのかとても気になる。同時にムッシーニの樹脂油彩絵具も手に入れた。
絵具のメーカーや顔料の種類や質にしがみつくつもりは毛頭ないが、抜群の使用感。さすが。

041226 ■今日聴いたCD「Nefertiti / MilesDavis」(SRCS9747)
 しょっぱなから、マイルス、ショーターは淡々とメロディラインだけ。トニー・ウィリアムスのドラムスとハンコックのピアノがバッキングがソロにきこえるぞ。
「ネフェルティティ」とはエジプトの王女の名前。

...やっぱりマイルスはこの頃が一番好みかな。


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展覧会終了

展覧会も無事終えることが出来ました。いろいろな形でサポート・応援してくださったみなさん、迷惑をかけてしまったみなさん、いつも大変お世話になっているギャラリー16のみなさん、そして、わざわざ足を運んでくださったみなさん、大変感謝いたします。
どうもありがとうございました。
12月の展覧会ということで、すこしバタバタしたけれども、次の制作にすかっとスタートを切れた気がします。

12月半ばといえ、なんとなくドヨーンと生ぬるい寒さが不満。
遅ればせながら、新「国立国際美術館」に行ってきた。「デュシャン」の展覧会である。
学生時代に見た彼の作品の印象に比べ、すごく身近に感じたのは我ながら意外だった。逆にデュシャン以後のアート達が、彼の周囲をいろんな方向から、知らず 知らずのうちに掘り起こすことになり、評価することになったのかもしれない。加えて、個人的には日本の瀧口修造の存在も大きく感じた。

しかし、展示では後半のフォロワー達の併置は少々不満が残る。それぞれの作家・作品の質を超えて、デュシャン「引用」の表面的な印象以外残らなかった気がする。
平日の午後だったが、会期終了間近ということもあってそこそこの入り。常設展もあっさりとして見やすかった。もっとコレクションを増やして欲しいけど。今 後の維持が心配な金沢に比べ、スタートとしてはまずまずなのでは。がんがん新しいのを企画して欲しいものだ.....って次は「中国...国宝??」いい ねんけどぉ...スポンサーのセンスが要求されるよな....。

041220 ■今日聴いたCD「Transient/ Gaelle 」(NMN17)
 iTunes Music Storeで試聴し、気に入って購入。「Give it back」はFM京都で時々耳にした曲だったことが判明。このレーベルNakedは ディ−プハウスのレーベルらしい。気に入ったのは黒っぽいボーカルに、心地よい打ち込み。それらとアコースティックな音とのバランスがすごくいい。気だる い雰囲気と繊細な音づくりで極上のPOPアルバムになっている。iTunes Music StoreではTecnoの分類になっていたのも納得。
 日本盤は出ていないようだけど、もったいなあ。

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早退

ひたひたと展覧会の会期が近づいてくるのである。
先週末金曜日の午後、仕事を早退し忙しく展覧会を観た。 ギャラリーそわかの「山中隆」さんの展覧会。
昼の早い時間だったのでひっそりとしていたが、筆を使わず直接手で描いた作品がなかなか熱かったのだった。その足で京都駅から岡崎。国立近代美術館へ。『痕跡』展。
予想通り、具体美術協会の作品等。しかしキューレターの方の力か、なかなか鋭い見せ方である。ウイーン・アクショニズムについては未知であったが、戦後もの派への流れは説得力あったぞ。
先人の潔い制作への姿勢に少し感動までしてしまった。コンセプチュアルな仕事に心打たれるのは、やはり「ナイス!キュレーション」なんだろうな。
途中、美人の絵画作家Yさんの姿を会場に見たが、声をかけづらかった。
...それはそれとして、やっぱり平日の夕刻の美術館はしんとした感じでいいなと思った。その後、ギャラリー16に印刷完了したDMをもらいに行った。
両面カラー印刷で我ながらなかなか良い感じの出来で満足。
そこで先程のYさんとまたもや遭遇。お互い「やっぱりそうだったんですね。」となった。

ギャラリー16では杉本晋一さんの具象絵画作品とオブジェの展覧会。こちらもパワーあふれる強力な描き込みで、映画のフィフス・エレメンツの都市風景を思い出してしまった。細かい所をみると「ぷっと」笑ってしまうコミカルな情景もあり、おもしろい。
そんなこんなで、早退で作った貴重な時間も慌ただしく暮れていったのでした。

...さあ、作品制作もラストスパートなのである。

041115 ■今日聴いたLP「Song In The Key Of Life / Stevie Wonder」
 1976年、モータウン・レーベルの名盤。
言わずと知れたスティーヴィー・ワンダーの代表作。LPです、2枚組です、EPも1枚ついてます。
むかしはこれぐらいのボリューム満点LPはお小遣いではなかなか厳しかったのだった。
...ということで捨て曲無し、粒ぞろい。なかでも「Another Star」が聴きたかったのです。
この名曲の嵐は、Beatles「アビー・ロード」級です。

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幻のために

 日増しに秋らしくなってくる。はや世間は11月なのです。
...ということは展覧会の会期が刻々と迫っているわけで、のんびりしている暇は無いのである。
大接戦の米大統領選はどうなるのか。...といってもブッシュよりケリーの方がちょっとましぐらいにしか考えていませんが...。
人質殺傷の件など国際的にはますます厳しい局面にたっている。
腹の底が重くなってくる気分のする日々である。

先日、学生時代の頃の夢を見た。ふんわりあたたかい気分だったが、目覚めて落胆した。
スクエアの120号完成。案内状の原稿を入稿する。今年は両面カラー印刷の予定。搬入・搬出のトラックも予約しないとなあ..。
レイアウトはどうする?
作品のタイトルはどうする?

それにしても、つくづく夢というものは現実に対して残酷だ。
しかし進んでいこうとしている方向はむしろ、あたたかい幻の方向かもしれない。

041103 ■今日聴いたCD「Ragas and Sagas / Jangarbarek,Ustad Fateh Ali Khan」
 インド北部の音楽とサックスの共演。ヤン・ガルバレクはキース・ジャレットのマイソングでサックス吹いてた人です。
ガルバレクは、ヒリヤード・アンサンブルとの共演ですごい名作を残しているけど、この作品もなかなか。
ジャケットの美しさはさすがECM。現代音楽というより、民族音楽にサックスが入ったという感じ。違和感が無い。
それだけ、アリ・カーンらのインド、パキスタンの音が新鮮でいい。
ヤン・ガルバレクはノルウエー、オスロ生まれ。1990年の録音。
 となりはニッカ創業70周年記念ウイスキー。まだ未開封です。

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ブラブラすんな

 ポチッとこれまた夏のスイッチがOffになり突然涼しくというか、寒くなった。小品が思いの外うまくいく感じで、スクエアの120号の作品の詰め。とってもオールドな処方の油メディウムとテンペラで作っているが、今のところ、なかなかこれがしっくり来る。小品とでかい画面は、絵具の扱いが物質的に違うので、まだまだ予断を許さないところ。取り掛かっているS120号がなんとかものになりそう。この調子で序盤戦の横長君とこれからのF150君、「まってろよ」という感じ。気候と作品づくりのペースがシンクロしてくる感じ。
 先週末、電車でバカ女に腹が立った。
阪急電車の特急のドアの両側には垂直に補助席がある。そこに座っている乗客の女が足を組んでいた。そうして隣に座っている男とベタベタしゃべっていた。22、23才ぐらいのバカップル(バカな男女一組もしくはその状態のこと)である。車内はすし詰めではないが、立つ場所を選べない程度に混雑していた。この状況で、どんな組み方をしてもドアが開いて降りる人に足は確実に当たる。(降りる人がよけなければ。)そう、その女の足が、乗客の一人である私の足に当たりそうな時点で、彼らはもう「バカップル」だったのである。バカ女は、駅が近づいてドア周辺に降りる人が集まり出しても、そのヘボい白のブーツを引っ込める気配は無い。...当然私は、ドアから出ながら、プラプラ空中にいる女の白ブーツをけっ飛ばして降りました。
 電車の中は、無作為な第三者との距離が最も近くなる場であり、乗り合わせたそれぞれは、なんというか身体感覚、「第三者との距離感」が試される。そんな場面で、比較的若い人たちにそれら感覚がとっても鈍いことを感じるのは私だけか。   

041017 ■今日聴いたCD「A Hundred Days Off / Underworld」 
 なんともタイトルがいいじゃありませんか。
日本もヨーロッパ並にしっかり休暇を取らせてワークシェアリングしましょう。 ブレイクビート、テクノ、ダンスなタイトな音群です。
ジャケットもとてもセンスがいいですね。
今回のダイアリーの後では、見知らぬおやじに足を蹴られたバカ女の顔のような...。
確か2曲目は、SONYのCMのバックに使われていたと思います。
わたくしも、ぐっとチルアウトしたい今日この頃です。
後ろに少し見えているのが今年の小品。



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新年

 2004年がやってきた。
年末から体調が何ともすっきりしないうちに新年を迎えた。
昨年の展覧会画像ももうすぐアップしないと...。
 年末年始の私の休暇はあっさりと、あっという間に過ぎてしまった。少々気になるところの「掃除」などして、弟からもらったカレンダー達をセットすると少し新年らしくなってきた。彼(弟)は某外資系食品産業でSEをやっていて、コンピュータ関連会社のカレンダーが手に入る。例年頼んでもらっているわけだが、これがなかなかセンスの良いのが多い。シンプルな数字で構成されたものもあり、写真があっても気分の良いものばかり。企業で言えば、IBMやHPのカレンダーはじつにスマート。...話がそれたが、読みたい本もすかっと読めず、ビデオの映画もドキュメンタリも見れず、結果的には「もわん」とした年末年始だった。唯一、奇跡的な収穫は今年の展覧会へ向けて制作始動できたこと。ドローイングと変形キャンバスを作ってしまった。異例の年内始動のわけは、昨年の展覧会で、ひとつの試みが終わり、さらに違う方向に問題意識が高まったこと。試みとは、朦朧とした色のフィールドに、明確なフォルムの色面を画面内に取り込むという試みのこと。(けれど、「さらに違う方向」といっても自分の作品のスタンスは大きく変わらないのだが...。)
 思えばテンペラ絵具というツール、スタイルにかかわって、10年。ようやく自分の表現言語として獲得出来てきた気がするのだ。ストレートに描くという人間の原初的な行為をひととおりかみ砕いて、「やっぱり」ではなく「じゃ絵画なんだ。」という気持ち。あえて「ローテク」、「アナログ」な表現に可能性をひしひしと感じるのである。いずれにしても勢いのあるうちに、もう一仕事進めたいと思う。...とここまで書いていると、なかなか正しい年頭所感でいいではないかと、自画自賛。
 しかし、世相はなんともいやな不協和音を響かせているし、自分の体の年越しの不調がすきんと回復しないのも事実。すかっとする音楽など聞いてみたいなと思う今日この頃。年始は予想どおり「Let It Be..Naked / The Beatles」に終始。聞けば聞くほど奥の深い音源。「君たち、生き方を間違っていないよ。」と励まされる暖かい音。心の底にはなんとか「暖かい火」をともし続けたいと思う。...世間は三連休だが、残念ながら明日は「休日出勤」。天気予報は気温が上がらず、予想最高気温が6度!!らしい。寒さは嫌いではないが、冷えると何かと体に不調が出そうなお年ごろではあるのも事実。
「まあ、なるようになる...Let It Be...」今年も細々と続くこのサイト。どうぞよろしくお願いします。

040110 ■今日聴いたCD 「Let It Be...Naked / The Beatles」
 敬意を表して、この写真はLP盤のオリジナル「Let It Be」ジャケットはこっちの方がいいなあ。




















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BOSCH!

 一月ぶりの更新。
作品搬入まで一週間を切ってから、昨日、腰痛にもだえた。なんとか痛み止めの注射で復活するが、完全ではない、最悪のコンディション。コルセットのお世話になっている。狭い仕事場で四つんばいになって、ごそごそしていると腰も悪くなるよなあ。...と自分を客観的に見る余裕というか諦観というか。

 このページこの時期は、例によって乾燥待ちの時間でこつこつと打っているわけである。最高気温、先週は25度かと思えば、今日は15度。こんな気温の変化にも私の愚かな体はついていっていないのかもしれない。一度腰痛になると、日常生活で当たり前に使っていた細かい筋肉のパーツがいとおしい。

031111 我が腰は、私に対して反乱を起こしているのだが、心強い道具を手に入れたのだ。その名はBOSCHのバッテリードライバドリル。バッテリドライバドリルは作品の搬入には欠かせないが、10年近く使ってきたもののバッテリがついにDownしたので新しく購入した。BOSCHはパワーもありずっしりと重く、ぐんぐん木ねじを打ち込める。これで安心して(腰以外は...)最後の詰めに取り掛かっている。


0311112 ■今日聴いたCD 「The Warm Shade Of Memory / Michel Legrand」 (ALCB-3077) 
ミッシェル・ルグラン。1995年録音。
腰は重くとも軽やかに弾みたい。
...そして「シェルヴールの雨傘」を本家のピアノで。
映画では甘さが前面に出ていたが、このアレンジはブルージー。
腰の音楽療法というのはないのか。





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そして風邪かな

昨日秋晴れの中、久々に自転車でギャラリー16へ出かけた。
今年の展覧会の案内状の原稿を持っていくためと、会期最終日である「中塚裕子さん」の展覧会を見に行くためである。
中塚さんは京都アンデパンダンに発表されているころからしっかりしたコンセプトを堂々と展開されている作品づくりで、まだ学生だった私等には雲の上の存在でもあった。
まだまだ「インスタレーション」という言葉が一般的ではなかった頃から、美術館の部屋いっぱいに虚構空間(装置)を展開するという作品づくりで、後に巷に現れる軟弱インスタレーション作品達とは一線を画する。いわば硬派インスタレーションには、強い意志と潔さが私の目にはぎらぎらしてまぶしく感じられたものだった。あの頃は林剛さんとコラボレーションで制作されていたのだが、その後にも続くcoolさや明快さは(テーマを掘り下げてみると実は深遠な世界が広がっているのだが...。)本当に勉強になる仕事ぶりである。
 今回は画廊空間をいくつかの小部屋に区切り、それぞれの部屋で鑑賞者が座ったイスがスライドして、壁にしつらえた小部屋に頭だけ入る設定。このいわば座式MRI検査装置のなかには、額縁ばかり壁一面の部屋やなぜか電源コンセントばかりの部屋もある。

 子供のころ懐中電灯を手に布団の頭から潜るのが好きだった私なのだが、この中塚式MRIに入って、あの時の感覚がよみがえるのと、小部屋というより小箱の意外に広々とし、現実とずれた空間認識のくすぐったさが興味深かった。
中塚式MRIは鑑賞者のどこかの記憶の糸やイメージの断片を引っぱり上げながら、現実のすぐ隣にある裏の空間に連れて行ってくれる作品なのだった。

 ギャラリーからの帰り道、見上げる運動会日和の夕空と、中塚式MRIのブルーの部屋が頭の中でギチギチと音を立てているようだった。
今日、昼ごろからどうも怪しく咽の入り口あたりが、ぐぐっと痛い。
肩もすこし突っ張っている感じで、鼻水も出てきた...。
とうとう風邪をひいてしまったのかな。

030928 今日聴いたCD 「Mountain Dance / Dave Grusin」(VICJ-60188)
  懐かしのマウンテンダンス。
 大学一年の時の何枚かのヘビーローテーションのうちの一枚。
 軟弱フュージョンジャズなのだろうが、やっぱり好きなものは好き

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スライドでインスタレーション

 今日は(...というか、もう日付が土曜日になってしまっている)少々仕事の上でイベントがあり、どかりと疲れた。
何となく頭の芯に、ぼわんと熱がこもっているようで眠いけど眠れない状態。
昨夜、変な夢を見た。
展覧会の搬入当日、出品する作品が全く無いのである。
それも会場まで搬入に行ってである。
「そういえば作品全く作ってなかったな...」と。あり得ない状況であるが不思議と現実感があった。
イヤーな脂汗が出てきて、あせりまくるわけである。四苦八苦したうえで、結局スライドを展覧会場で映写することでお茶を濁すことにした。
お客さんには「今年は絵画ではなく、インスタレーションでいきました。」とえらそうに説明する。
スライドの写真はどこにでもあるような風景写真。へぼへぼな展覧会。
「人生のなかで最悪な展覧会だなあ...」と思っていると目が覚めた。
スライドといえば、小学生の頃、よく雑誌の付録で簡単なスライド映写機がついていた。
「げんとうき(幻灯機)」と命名されていて、セロハンのぺらぺらの漫画がスライドとしてついていた。
光源は自宅の懐中電灯。
くだらないものだけど、子供心に暗やみでごそごそ素敵なことをするロマンというか、ある種別世界への憧憬のような思いがあった。
紙製の幻灯機は、でき上がったら夜になるのを待つことなく、すぐに締め切った部屋の机の下に潜り込んで、映写テストをした。
あのころは、テレビや映画にしても、スライドにしてもビジュアルに関してすべて貴重な体験だったのだろう。
小学校のテレビには観音開きの扉がついていたし、
家庭のテレビには、小さな緞帳かテーブルセンターまがいの布がブラウン管の前に垂れ下がっていたりした。
暗やみの中のスライドや映画、あるいは教室でみんなでみるテレビのあの「なにかわくわくする感覚」はもうないな...と思った。
...さて、そろそろもう寝よう。今夜はどんな夢を見るのかなあ。

030524 <今日聴いたCD>「 Dexter Gordon / Live At The Village Vanguard (1967)」
ヨーロッパから久々にNYに帰ったデクスター・ゴードンのLive。
村上春樹氏はこの作品について「硝煙のにおいがする。」と書いていた気がする。
おおらかなイメージの強い彼のテナーにしては、これは確かにぐいぐい前に出てきて鋭い。
映画「ラウンド・ミッドナイト」で主演した彼。あのおっとりと枯れたテナーとこの鋭い作品。
好対照なプレイに純粋なアーティストを感じた。


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11月もおわり...

 展覧会も終わり、はや12月がすぐそこ...。
このところ精神的・肉体的余裕がなく、このサイトも更新が滞っていた。
このDiary用に「ネタ」もいくつかあった気がするが、日が経つにつれ「ネタ」は賞味期限を過ぎてしまったわけである。
 なんとも気分の底で重たい石がどかんと居座っているので、気持ちの芯がぐにゃりと曲がったままである。この事態を何とか打開しなければ今後の展望がないわけであるが、時間と機会がないと解決できないのでなんとも心苦しい日々である。
 展覧会の方は無事終了。
会場では日々の沈痛な気分とはうって変わったテンションで勝負。生来の楽天主義を越えて、多重人格的能力があることがわかった。いずれにしても無事今年も会期を終えることができた。これも皆さんの応援・援助のおかげです。
 少しずつだが、自分の中の描きたいものがはっきりと目に見える形になりそうな気配。抽象絵画というフォーマットは固持し続けるつもりはないが、表現手段として積極的に取り組める新たな自信が出てきた。自分を取り巻く世界と自分の表現を結んでいる赤い糸が、ぼんやりとだが見えてきた気がする。展覧会を終えても、まだまだ次の作品を作るエネルギーが芽吹いてくる実感がある。
 しかしここ1,2年、このエネルギーを保持する環境が、一歩踏み出すたびに、ガサッと音と立てて崩れていく感覚がある。歩むべき方向を見誤ると、周りは漆黒のクレバスだらけで進退窮まる状況も予想される。こんな状況だけは、いくら武器である「楽天主義および多重人格的能力」を駆使しても、「穴は穴」。穴を天として見上げたり、大地として踏みしめるわけには到底いかないのである。抽象的で分かりにくい話になってしまった...。超私的なことなのでこれ以上記さないが、もう一度しっかり考え直そうと決意し「続ける」、日々である。
 もうすぐ誕生日ということもあって、(関係ないか。)「自分自身の生き方の基準にしっかり立ち返らないとな。」と思うのだった。




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新鋭美術選抜展にて

 先週末土曜日、夜中3時まで「額」というものを作ることにはまった。木材のカットや塗装など表面の仕上げなど面白くて時間を忘れるほど。仕上がりは別にして「日曜大工おやじ」と化した夜更けであった。
 絵画作品には「額ぶち」はつきものだが、自分の作品に付けるということはめったにない。毎年展覧会をしているギャラリーの壁面がホワイトだからということと、隣り合う作品が自分の作品だという理由からである。
 今回「新鋭美術選抜展」に出品するにあたり、額をつけてみようと思ったのは、京都市美術館の壁面の状況と他作品との緩やかなボーダーを意識したから。
 月曜日に搬入を終えて、今日わずかな時間を見つけて作品の展示状況を確認した。作品のサイズからすると、額の意識など不必要とも思ったが、やはり個展とは空気が違うなと思った。そういう意味で自分自身の作品が「一点の絵画であるという宣言としての額」は確認できた。
 展覧会の方はどの作品もパワーやオーラを感じる作品ばかりで、自分の作品もその中に連なっている様子はなんとなく不思議な気分である。私の場合作品が展示されてしまうと作り手の意志を離れて一つの人格を持つ気がする。いい意味でも悪い意味でも作り手は他作品と同様自分の作品から、次の作品を生み出す客観的な動機を得られる。







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